法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

covid19

弱者は弱者とともに

(1)強きに阿り弱きを挫く 昨春からの COVID-19 対策を思い出してみると、学校、観光、興行、娯楽、飲食、買物、帰省、在宅勤務など、社会的な立場の弱い人たちをターゲットにしたものが多かったように思います。それに対して権力者に近い事業者は、様々な…

ウイルスがもたらす未来

何かで読んだのですが、中国のウイルス研究に米国も出資していたとのこと。そこから妄想を膨らませて、三文小説のネタを考えてみました(笑) 米国は、中国がSARS対策を通して得た知見が欲しかった。中国は、米国の遺伝子操作技術が欲しかった。両国の思惑が…

COVID-19 特別措置は沿線単位に

新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」「緊急事態措置」が各地で取られています。政府は都道府県単位で指定し、都道府県は全域もしくは市町村単位で指定するようです。 しかし、実際には生活圏をベースに指定すべきではないか…

振り上げた拳は下ろせるか?

(1)日本の死因 厚生労働省の「令和元年(2019)人口動態統計(確定数)の概況」のページで公開されている統計表によると、2019年の死因は下記の通りだそうです。2019年に限らず、肺炎で亡くなられる方々は毎年9〜10万人いらっしゃるようです。 順位 死因 …

分断から再構築へ

(1)配慮は大切 昨年7月頃から、COVID-19 の危険性はインフルエンザと同程度だと思うようになりました。 ご存知のようにインフルエンザは決して侮れなくて、重症になったり亡くなられたりされる方々は毎年たくさんいらっしゃいます。同じように COVID-19 …

ドイツで火葬が倍増

ドイツで火葬が倍増しているとの報道を読みました。 Wikipedia の「最後の審判」の説明によると、「キリスト教では、世界の終わりにイエス・キリストが再臨し、あらゆる死者をよみがえらせて裁きを行い、永遠の生命を与えられる者と地獄に墜ちる者とに分ける…

近くて遠い日々

今日予定されていた地域行事が中止になりました。この一年、地域行事は中止か縮小開催が続いています。地域住民が一堂に会する機会はほとんどなくなってしまいました。 先日、近隣でご不幸があり、時節柄、親族だけのご葬儀をされるとのことで、今朝、お見送…

COVID-19 は「ただの風邪」か否か?

人によって「ただの風邪」という言葉で表している内容が異なっているように思いますが、私がよく見聞きする範囲では、下記の2つを合わせ持たせた意味で「ただの風邪」という言葉が使われているように思います。 COVID-19 は、簡単に感染するものの、発症率も…

マスクの紐をクロス

マスクの紐を耳にかける際は、横から見ると紐が「輪っか」に見えるようにかける方が多いのではないかと思います。スーパーなどで真面目にチェックしたことはないのですが、私も含めてほとんどの方はそうではないかと思います。 ところが今日、ネットの写真で…

緊急事態宣言が少しずつ解除されてスウェーデン方式へ

全国に発令されていた緊急事態宣言が少しずつ解除されています。 報道によると、北海道、首都圏(千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県)、近畿圏(京都府、大阪府、兵庫県)と3つの地域ごとに解除の是非を検討しているそうです。そして、近畿圏については 5/21…

大都市から地方都市の郊外へ

これまでは大都市に人が集まる時代でした。しかしこれからは、安全面・生活面・仕事面など様々な理由から、大都市よりも地方都市の郊外の方が魅力的になってくるのではないかと思います。全国津々浦々まで道路網が発達していることから、農山漁村部への移住…

「なかったことにする」作戦

3.11 と同様、今回も「なかったことにする」作戦を狙っているのかもしれません。 復興とは震災を「なかったことにする」こと、 収束とは疫病を「なかったことにする」こと。 困ったことが起きたら、弱いところにシワ寄せして、「なかったことにする」。 騒ぎ…

スピード感

例えば新幹線に乗ったときのことを思い出すと、最高速度で走行していても、取り立ててスピード感は感じないように思います。その理由は、(1)車両が安定していて、揺れをほとんど感じない、(2)一定速度で直線走行しているので、加速度(加減速等)をほ…

日本の実際の感染者数は10倍か100倍か1000倍か誰も分からない

報道によると、参院予算委員会で答弁に立った専門家会議副座長は、実際の感染者数が「10倍か、15倍か、20倍か」誰も分からないと答えたそうです。しかし本当は「10倍か、100倍か、1000倍か」誰も分からないと答えるべきだったと思います。 国内の抗体検査の…

これまでに見かけた抗体検査の記事

COVID-19 の感染状況を調べるために、世界各地で抗体検査が行われています。そこで、これまでに見かけた記事の一覧を以下に作成しました。 各調査で利用された抗体検査の精度を存じ上げないのですが、場合によっては数値を補正して考えないといけないものも…

トップとボトムが入れ替わるかも

COVID-19 は昨年末に登場して約半年間しか経っておらず、まだ何もわかっていないに等しい状況だと思います。だからこそ、他国では事実を見極めて適切な施策を見出そうと奮闘しているところが多いのだと思います。 ところが日本では、そのような視点で活動し…

忙しさのあまり忘れていた大切なことを思い出す

日々の暮らしも未来の計画も激変してしまった今年の春。 社会の大前提が崩れてしまい、長い年月をかけて築き上げてきたものが壊れかけている今。 たとえ何もかもひっくり返ったとしても、変わらずにあるもの。それはなあに? 忙しさのあまり忘れていた大切な…

住民視線の支援政策を

(1)トップダウンからボトムアップへ 緊急事態宣言が5月末まで延長されるそうです。 感染の実態がわからないまま、ロードマップもわからないまま、たくさんの方々がそれぞれの持ち場でベストを尽くしておられます。東に向かっている方々、西に向かっている…

スウェーデン方式でリラックスして乗り切る

私はいつも少数派です。COVID-19 は、もはや撲滅も抑え込みも不可能で、世界各地で流行を繰り返す感染症のひとつとして付き合っていくしかないのではないかと思っています。対策としては、一人一人が免疫力を高めたり、罹患して抗体を作ったりするしかないの…

疎開検疫

あっという間に経済環境が大激変して、生活基盤を失った人はたくさんいるのではないかと思います。経済環境が回復する見込みは立たず、貯蓄も底をつきかけて、故郷に戻ることを考えている人もいるのではないかと思います。しかし一方では、たとえ出産のため…

キッチンペーパーをマスクに

キッチンペーパーのフィルター能力は十分に高いと聞いたので(ブランドによる差は大きいと思います)、キッチンペーパーをマスクとして利用するためのシリコーン製の極細輪ゴムを購入しました。 スーパーで購入したキッチンペーパーは2枚重ねタイプだったの…

重症化の前兆となりうる緊急性の高い症状

厚生労働省が発表した「新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養・自宅療養における 健康観察における留意点について」を拝見しました。その中に「緊急性の高い症状」として13項目が列挙されてました。 日常的な体験からの感想ですが、、パッと見…

軍産複合体と医薬複合体

日清戦争から敗戦間近まで、多くの人々は勝利を信じて軍部の動きを支持することが多かったと記憶しています。COVID19 との『戦争』でも、多くの人々は勝利を信じて医薬界の動きを支持しているようです。なんだか似ているなと思います。 近年、日本の研究費は…

分断される人々、併存する世界

(1)分断される人々 このところ、18〜19世紀の西洋音楽(いわゆるクラシック)を連続的に聞いています。映像を見ると、舞台には大編成のオーケストラや合唱団がズラリと並び、客席には大勢の人たちがギッシリと詰めかけています。このような大規模なコンサ…

今まで以上に引き籠る

気のせいか、スーパーのスタッフの「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」などの挨拶言葉が少し早口になっているような気がしています。店内の緊張感が高まっているのかもしれません。定型の挨拶言葉であれば、多少早口になっても状況から推測でき…

子どもたちの未来、若者の未来、大人の未来

(1)夏休み短縮か、9月始業か 3月・4月と休校が続いている地域は多いのではないかと思います。年度初め(4月)の授業不足を補うために、夏休みの短縮を計画している地域があるそうです。仮に予定通り5月から授業を始めることができれば、これで必要な授業…

レジに透明な幕、カウンターに仕切り板、スタッフは使い捨て手袋

最近、お店によってはレジに透明な幕が張られているところがあります。透明と言っても若干のテカリがあるので、レジの金額表示が見えにくくなっているお店もあれば、レジの金額表示部分が透明な幕の外に来るように工夫して設置しているお店もあります。私の…

10万円は毎月給付すべきではないか

(1)10万円は毎月給付すべきではないか 報道によると、住民1人あたり10万円の給付が決まったそうです。 しかし自粛要請は長期に渡る可能性が高いことを考えると、1回切りの給付ではなく、毎月10万円の給付が必要ではないかと思います。結果的に給付額が多…

感染症リテラシー、先進国は周回遅れに、躍動的な未来へ

(1)感染症リテラシー 私は COVID19 の撲滅は不可能で、共存するしかないと思っています。それを前提としたリテラシーを身に付けることは、これからの時代には必須になると思います。「Stay home」は短期決戦においては重要な戦術かもしれませんが、長期戦…

自粛の沙汰も金次第、米国製マスク、交通網の未来

(1)地獄の沙汰も金次第、自粛の沙汰も金次第 俗に「地獄の沙汰も金次第」と言いますが、地獄だからこそ、賄賂によって判決が変わってしまうのかもしれません。極楽ではありえない事態だと思います。(もっとも、厳格な閻魔大王のことですから、後で手痛い…