法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

essays

お仕事モード

お仕事モードという言葉を聞きました。 どうやら、お仕事で要求されるキャラクターとプライベートでのキャラクターが大きく異なる人が、お仕事で要求されるキャラクターになりきった状態を指すようです。 心の中でつながる先を切り替える感じでしょうか。お…

神話の伝承地

世界中で古くから神々の物語が伝えられています。神話の舞台として伝えられている場所も、世界各地にあります。 神話もその舞台も、長きに渡ってたくさんの人たちに大切にされてきたからこそ、現代にまで伝わっているのではないかと思います。神話には人々を…

紐で結ぶとわかりやすい

本を読むとき、著者についてまったく知らない状態で読むよりも、著者の写真や動画を見てから読む方が、理解が深まりやすく、記憶にも残りやすいように思います。 同様に、地域や団体についても、まったく知らないところよりも、一度でも訪問したり通過したり…

高速自動車の直轄事業と新直轄方式

高速道路は民営化されているものと思っていたら、高速自動車国道と呼ばれるものがあることを知りました。高速自動車国道は有料のところが多いそうです。 さらに、国と地方自治体が負担する「新直轄方式」と呼ばれる高速道路があるそうです。完成後は無料開放…

大勢の人が時々集まるところ

イベントなどで人が想定以上に集まると、交通渋滞が発生して近隣住民の日常生活に支障が出るというのは聞いたことがありましたが、携帯電話も使いにくくなって困るそうです。言われてみると、随分昔にそのような話を聞いたことがあることを思い出しました(…

人手不足か弱肉強食か

報道等によると、深刻な人手不足に見舞われている業界があるそうです。報道から受ける印象では、労働環境の悪化(低賃金・長時間労働・重労働)で、業界から人が去るばかりで集まらなくなっているのではないかと思われました。 本来であれば十分な利益を確保…

因縁果

日々の暮らしの中で様々な体験をします。その際、因果関係に注目すると、次が成り立つように思います。 自分の中に原因があって、きっかけが与えられると、なんらかの結果が現れる。 このとき、原因だと思っていたものをよくよく調べてみると、もっと深いと…

現代人の知見

(1)膨大な知見 現代社会は、途方もない量の知見であふれています。古代から伝わる地味な知見もあれば、近代以降に急速に発展した派手な知見もあります。現代人の目には「人類の偉大なる叡智の蓄積」として映っているのではないかと思います。 人類の叡智…

怒鳴り声

先日、部活をしている姿を見かけました。 指導者らしき人物が顔を真っ赤にしながら怒鳴ってました。 生徒たちは怒鳴り声の指示に従って坂道ダッシュしてました。 怒鳴り声で発奮して、限界に挑戦できているのかもしれません。 あるいは怒鳴り声にいやいや従…

大量消費社会

大量の資源を浪費して、 大量の低賃金労働者を酷使して、 大量の借金を積み上げて、 それでようやく回っている社会に暮らしているとしたら、 どんな暮らし方、どんな生き方がよいのだろう…

世間の常識に従うのは楽ではない

世間の人は、世間の常識に従って暮らしているようです。 私は後遺症の影響で、世間の常識に従うことが難しいと感じることが多々あります。そこで、世間とも常識ともできるだけ距離を置いて、その代わりに試行錯誤と創意工夫を積み重ねながら暮らしています。…

グレーゾーンの創意工夫

(1)限界値は人それぞれ 心身には様々なパラメータがあって、その限界値は人によって少しずつ異なります。 現代社会は、標準的な限界値を持つ人を念頭に置いて設計・構築されています。それと同時に、限界値が著しく低い人たちも現代社会で暮らしていける…

力を抜いて暮らす

心身の限界値が低い人にとっては、暮らしの中で、心身にできるだけ負荷をかけないように工夫することはとても重要なことです。 瞬発力の低い人は、ゆっくりした動きだけで暮らしていくための工夫が必要になります。 持久力の低い人は、ゆったり休み休み作業…

自転車の重力アシスト漕法

(1)自転車の運転 自転車の運転は、自動車と比べると単純です。ペダルを漕いで前進して、ハンドルの操作や車体の傾きで進行方向を決めて、必要に応じて手動ブレーキをかけるだけです。車種によっては、道路の傾斜に合わせてギア操作が必要になることがあり…

なんば走りは重力アシスト走法?

(1)飛脚の走り方 本を読んでいたら、久しぶりに「なんば走り」という言葉を見かけました。 江戸時代の飛脚の走り方で、現代的な走り方とは異なる走法だったそうです。 (2)現代的な走り方 現代的な走り方は、右脚を前に出すときは左腕を前に出し、左脚…

専門用語というバリア

とある手続きで必要となる申請書がネットからダウンロードできると聞いて、早速探してみました。団体名も申請書名もわからない状態でしたが、目的をキーワードにして検索したところ、ありがたいことに申請書が公開されているページはあっという間に見つかり…

この世にない技術を生み出す人たち

このところ、半世紀前の技術開発の歴史を少しずつ読んでいます。おかげで、断片的だった知識が少しずつ繋がっています。この世になかった技術を生み出していく人たちの心の中を覗いてみたいです。 ところで、この世にない技術を思い描くこと自体は簡単です。…

地域の未来か思い出か

(1)地域おこし 地域おこしの話題をよく聞きます。全国的に少子高齢化が進んでいるだけでなく、全国各地で地域の疲弊が進んでいるからではないかと思います。 地域おこしのための取り組みには、いくつかパターンがあるように思います。 よく聞くのが、過去…

身体の声、心身の声

(1)声を聞く人 身体の声を聞きながら暮らしている人は、その時々で身体が求めることを自然に実行します。ときには身体の声を聞き間違えることがあるかもしれませんが(笑)、大筋では身体が求めることを実行します。 日々の体験を通して、身体が求める内…

五感からの情報と信念世界が矛盾するとき

(1)矛盾マーカー これまでは、見聞きしたことが「信念世界」と矛盾することを発見した時点で、すぐさま、様々な感情が発生するものと考えてきました。 しかし、見聞きしたことが「信念世界」と矛盾することを発見した時点では、単にその情報に矛盾マーカ…

格言と処世訓

(1)囲碁の打ち手 久しぶりに囲碁AIソフトを起動しました。 読み筋を表示するモードにすると、10手も20手も先まで読んだ上で、ベストな手を選んでいるようでした。私は1手先を考えることすら四苦八苦している状態なので、ものすごいものだと思いました。お…

スミレか?ヒマワリか?

スミレはヒマワリになることはできません。また、ヒマワリはスミレになることはできません。 しかし、自分がスミレなのかヒマワリなのかは最初は誰にもわかりません。もしかしたら、一生わからないままかもしれません。 何もわからないので、ついつい余計な…

顕在意識の役割は?

(1)潜在意識の役割 生きていると、「なんでやねん!」とツッコミを入れたくなるような状況をたくさん体験します。理解を超えた事態の展開もたくさん体験します。ありふれた体験もたくさんします。そういった体験をじっくりと振り返ってみると、さまざまな…

潜在個我と設定世界

(1)虎の威を借る狐 昨日は「虎の威を借る狐」の話を書きました。その中で、子分の話を聞いた親分は、最終的に鵜呑みにすると書きました。その部分は、実はちょっと端折って書いています。 親分が子分の話を鵜呑みにするのは、親分の「潜在個我」に響くと…

虎の威を借る狐

(1)親分格を急角度で見上げる これまでに、「虎の威を借る狐」となって威張り散らす人たちに何人か出会ってきました。その人たちの共通項を探してみました。 おそらく、彼らは自己否定の心がとても強い人たちです。そこで最初のうちは猫を被ったような言…

潜在意識のなかの三つの階層

(1)三階層 これまでに書いてきた範囲では、潜在意識は次の三つの階層からなると考えることができるように思います。(表面から奥へという順番です) 「潜在判断」:「信念世界」に基づく判断と言動を司どる。 「潜在個我」:一人の人間として生きていくた…

信念世界の影響力が消えるとき

(1)怒りと不安 さて、「信念世界」が攻撃されたと感じると、「怒り」の感情が発生して攻撃的になるのでした。また、「信念世界」が内部崩壊しそうになると、「不安」の感情が発生して防御的になるのでした。いずれの場合も、「信念世界」の崩壊防止を目的…

大病・破産・逮捕

(1)大病・破産・逮捕 大病か破産か逮捕を体験すると人は変わる、と聞いたことがあります。人生観がすっかり変わって、成功に向かってまっすぐ歩むことができる、という趣旨の話だったように思います。 改めて調べてみる、松永安左ェ門の言葉がもとになっ…

信念世界が消えるとき

(1)怒りの感情 「潜在個我」を発した「怒り」の感情は、通常は「信念世界」の影響で当たり障りのないものに書き換えられて、顕在意識に届きます。しかし、怒りの炎を激しく燃え上がらせると、「潜在個我」を発した感情が「信念世界」の影響をほとんど受け…

心の動きの流れ

心の動きの流れを大雑把に書くと、次のようになっているのではないかと思います。 五感が外界を捉えます。 五感からの情報をもとに、潜在意識のどこかで「信念世界」を参照したり「潜在個我」が反応したりすることを通して、感情が生じたり格付けがなされた…