法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

重症化の前兆となりうる緊急性の高い症状

厚生労働省が発表した「新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養・自宅療養における 健康観察における留意点について」を拝見しました。その中に「緊急性の高い症状」として13項目が列挙されてました。

日常的な体験からの感想ですが、、パッと見に、肺のガス交換能力が下がった場合に見られる症状が並んでいるのではないかな、と思いました。

私の日常的な体験の範囲では、、酸素不足が軽度の場合は、気がつくと肩で息をしていたり、呼吸が荒くなったりしてます。さらに進むと、息苦しさを感じるようになり、ジッと座って机にしがみついたまま体をピクリとも動かせなくなります。そして、細く深く息をしながら肺のガス交換能力が回復するのを待つのみとなります。そこから先に進んだ記憶は今のところありません。

酸素不足を感じた時は、いつも身を守るためにジッとしているので、これまで自分の外見を確認したことはありませんし、脈拍も確認したことがありません。おそらく今後もそんな余裕はないと思います。

全身が酸素不足になると、脳も同様に酸素不足になるので、脳の回転力がグンと落ちます。脳を省エネで動かすことに慣れてない人は、意識がぼんやりしたり、朦朧としたりする場合があるかもしれません。(私は元々脳の回転力が低いので落差は比較的小さいです)

幸か不幸か、私は酸素不足を日常的に体験しているので、息苦しくなったら体も脳も省エネ・ゼロエネを心掛けることで乗り切ることができています。とは言え、酸素不足の訓練はお勧めできないので(危険すぎます)、そのような事態に陥らないようご自愛いただければと思います。

※酸素不足がしばらく続くと、内蔵や筋肉など体内にダメージが残る可能性があるので要注意です。

【緊急性の高い症状】 ※は家族等が以下の項目を確認した場合

〔表情・外見〕
・顔色が明らかに悪い ※
・唇が紫色になっている
・いつもと違う、様子がおかしい ※

[息苦しさ等]
・息が荒くなった(呼吸数が多くなった)
・急に息苦しくなった
・生活をしていて少し動くと息苦しい
・胸の痛みがある
・横になれない。座らないと息ができない
・肩で息をしている
・突然(2時間以内を目安)ゼーゼーしはじめた

〔意識障害等〕
・ぼんやりしている(反応が弱い) ※
・もうろうとしている(返事がない)※
・脈がとぶ、脈のリズムが乱れる感じがする

【出典】新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養・自宅療養における健康観察における留意点について (厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部, 2020-04-27) ( 参照元 )