法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

日本の実際の感染者数は10倍か100倍か1000倍か誰も分からない

報道によると、参院予算委員会で答弁に立った専門家会議副座長は、実際の感染者数が「10倍か、15倍か、20倍か」誰も分からないと答えたそうです。しかし本当は「10倍か、100倍か、1000倍か」誰も分からないと答えるべきだったと思います。

国内の抗体検査の結果を見ても、米国のPCR検査と抗体検査の結果を比較しても、累積では数百倍から千倍くらいいたとしても不思議はない状況だと思います。累積で3桁くらい多いのであれば、現役の感染者数も実際には3桁くらい多くても不思議ないと思います(無症状を含む)。ただし、米国ニューヨーク州での抗体検査の結果から類推すると、大都市の感染率は高く、過疎地の感染率は低いのではないかと思います。地域差はとても大きいと思います。(参考:これまでに見かけた抗体検査の記事

日本では専門家会議の意図に反して、実際には集団免疫を獲得する方向へとゆっくりと進んでいるのではないかと思います。ただし、国家政策として集団免疫の獲得を目指しているスウェーデンよりはだいぶんゆっくりではないかと思います。