unonscious0
作文作業に取り組み始めて、早いもので3ヶ月余りが経ちました。ご覧のように、掘り下げ方も構成も説明もまだまだ未熟というよりほかありません。今後少しずつ改善していきたいと思っています。 さて、今回の連続投稿を下記サイトにまとめました。 https://un…
次のような章立てを計画しています。 導入篇 〈怒り〉という感情 基礎篇 《認識世界》(《信念世界》《情報世界》《仮説世界》)と《設定世界》 《視点》(《鳶の視点》《蟻の視点》) 《位置付け》(《上下感》《内外感》《一体感》) 心の構造(《顕在自我…
〈怒り〉について、これまでに分かったことは以下の通りです。 原因は、《自己否定》の心傷への刺激と、《信念世界》に反する言動でした。 顕在意識が認識する理由は、相手に対して自分自身の否定像(ネガティブ・イメージ)を投影した幻影鏡像でした。 発生…
観念と感情と記憶 これまでに見つけた〈怒り〉の原因と発生条件は、観念的なものと感情的なものに分類できるように思います。 《原因》 《条件》 観念的 《信念世界》に反する言動 《上下感》 感情的 《自己否定》の心傷への刺激 《内外感》と《一体感》 さ…
〈怒り〉に対する反射的な反応は、人によって場合によって大きく異なるのではないかと思います。 例えば、ついカッとなって怒鳴ったり、何かを蹴ったり叩いたり、ときには暴力行為に及んだりなどの攻撃的な言動を取ることもあれば、歯を食いしばって自重した…
これまでに見つけた〈怒り〉の発生条件は、潜在意識における相手の《位置付け》が「排除」であること、すなわち《上下感》が《下位》かつ《内外感》が《外側》であることでした。しかしそれだけでは、例えば赤ちゃんに対して滅多なことでは〈怒り〉が発生し…
〈怒り〉の理由を探っているうちに、偶然にも〈怒り〉の発生条件をひとつ見つけることができました。潜在意識における相手の《上下感》が《下位》であることでした。 しかし《上下感》だけでは、親しい人と赤の他人とでは同じ行為に対する感じ方が全然違うこ…
これまでに見つけた〈怒り〉の原因は、《自己否定》の心傷への刺激と、《信念世界》に反する言動のふたつでした。どちらの場合も、顕在意識が認識する〈怒り〉の理由は、その時ちょうど見聞きしていた言動を道徳的に悪い内容へと脚色したものでした。 考えて…
あるべき姿 前述の通り、〈怒り〉の原因として最初に見つけたのは、《自己否定》の心傷への刺激でした。当初はそれが唯一の原因だと思っていました。ところが、生まれてこの方の体験を改めて振り返っているうちに、それだけでは説明のつかない場合があること…
ここで、自分の中の嫌いなところを見つけるためのワークを紹介します。 ノートとペンを用意します。 猛烈に腹が立ったときのことを思い出します。そして再び怒りを燃え立たせます。自分を抑えられなくなるくらいにまで、強く激しく燃え立たせます。 ノートに…
勧善懲悪の旗印 〈怒り〉の現れ方は、時と場合によって様々です。例えば、ちょっとムッとする程度の小さな怒りもあれば、不動明王のような形相で大噴火を繰り返す凄まじい怒りもあります。また、〈怒り〉には大概、理由が伴っています。「あいつが××したから…
人生の中で体験することは膨大です。そのすべてを公案として取り組むことは、私の能力を遥かに超えています。どこかに焦点を定めないと、発散してしまいかねません。 そこでまずは〈怒り〉という感情に焦点を当てることにしました。〈怒り〉は『私』の中にあ…
禅問答と公案 私たち俗人は、話が噛み合っていない会話のことを「禅問答」になぞらえることがあります。 しかし、本来の禅問答は禅僧同士の対話のことで、聞く人が聞けばお互いの意図が手に取るようにわかるそうです。喩えるなら、学者同士の議論は私のよう…
作文作業に取り組み始めて、早いものでかれこれ3ヶ月近くが経ちました。お蔭様で序章についてはようやく形になりつつあるものの、まだまだ読みやすいとは言い難い状態です…。この調子でいくと、納得のいく形で完成形に仕上げることができるのは、何年も先の…