法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

COVID-19 は「ただの風邪」か否か?

人によって「ただの風邪」という言葉で表している内容が異なっているように思いますが、私がよく見聞きする範囲では、下記の2つを合わせ持たせた意味で「ただの風邪」という言葉が使われているように思います。

  1. COVID-19 は、簡単に感染するものの、発症率も重症化率も致死率もあまり高くない。SARSエボラ出血熱のような恐ろしい病気ではなく、ウイルス性の風邪の一種と考えてよい。ただし、免疫を持つ人が少ないので患者数、重傷者数、死者数の絶対値はどうしてもある程度大きくなる。また、治療法が確立してないので長引いたり悪化したり、重い後遺症が残ったりすることがある。

  2. ただの風邪をあなどるなかれ。例年、風邪で重症になったり亡くなられたりする方々はたくさんいらっしゃる。現代医学は決して万能ではないので、健康体と太鼓判を押されたからといって安心はできないし、逆に基礎疾患ありとされてもまったく平気かもしれない。風邪はありふれた病気だけど、実は何もわかってないに等しい。COVID-19 に関する大規模な調査研究を通して、風邪全般に対する理解が深まるかもしれない。

最近は COVID-19 はこのような意味での「ただの風邪」かなと思っています。(政府首脳が考える「ただの風邪」とは異なる理解です)

まったく定量的な理解ではないため、具体的にどのように行動すべきかまでは言及できません、すみません。