法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

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日経産業新聞(編)「あの会社のスゴい働き方」

日経産業新聞(編)「あの会社のスゴい働き方」を読みました。日経産業新聞に平成30年(2018年)6月から11月にかけて連載された「働き方探検隊」を元に作られた文庫本です。これまでとは異なる働き方を実現している企業が多数紹介されていました。 紹介されて…

西谷文和(著)「西谷流地球の歩き方〈上〉」

西谷文和(著)「西谷流地球の歩き方〈上〉」を読みました。著者はイラクの子どもを救う会代表であり、また中東およびアフリカを現地取材できるジャーナリストとして長年の実績のある方です。 この本には、取材のために訪問したアジアの国々での体験が綴られて…

選挙得票数豆知識

選挙結果の得票数を見ていると、たまに小数が書かれていることがあります。調べてみると、これは按分票(あんぶんひょう)と呼ばれる仕組みによるものだそうです。姓や名しか書かれていない票を、同姓や同名の人たちで得票率に応じて分配する仕組みだそうで…

NGO アクセプト・インターナショナル

紛争が続くソマリアで生活に困窮してギャングに身を落とさざるを得なかった若者たち。彼らがギャング暮らしから足を洗って社会復帰していくことをサポートしているNPO法人アクセプト・インターナショナル。その代表理事を務める永井陽右(ながい ようすけ)…

梅田正己,目崎茂和,松元剛(共著)「新・沖縄修学旅行」

梅田正己,目崎茂和,松元剛(共著)「新・沖縄修学旅行」を読みました。沖縄の歴史・社会・自然・文化について簡潔にまとめられた本です。とても興味深く、またとても胸の痛む本でした。 特に自然破壊についてはまったく知らなかったのでショックを受けました。…

野島博之(著)「ストーリーで学び直す大人の日本史講義」

野島博之(著)「ストーリーで学び直す大人の日本史講義」を読みました。予備校の人気「日本史」講師・野島博之さんによる日本史講義です。 歴史研究は、文献や伝承や地理やモノなどを徹底的に調べることを通して、その背景となる物語を鮮やかに立ち上がらせて…

平和への権利国際キャンペーン日本実行委員会(編)「いまこそ知りたい平和への権利48のQ&A」

平和への権利国際キャンペーン日本実行委員会(編)「いまこそ知りたい平和への権利48のQ&A」を読みました。平和を一人一人の権利として捉え、「平和への権利」を国際的に認めてもらうことを通して、世界平和を実現しよういう活動について紹介している本です。…

生活保護問題対策全国会議(編)「「生活保護なめんな」ジャンパー事件から考える」

生活保護問題対策全国会議(編)「「生活保護なめんな」ジャンパー事件から考える」を読みました。平成29年(2017年)1月に発覚した神奈川県小田原市における「生活保護なめんな」ジャンパー事件について、ジャンパーの制作経緯から発覚後の小田原市の迅速・誠…

生活保護問題対策全国会議(編)「間違いだらけの生活保護「改革」」

生活保護問題対策全国会議(編)「間違いだらけの生活保護「改革」」を読みました。平成25年(2013年)5月16日に厚生労働大臣により告示された生活保護基準の引き下げ、及びその翌日に閣議決定された生活保護法の変更の問題点について、Q&A 形式でまとめられて…

生活保護問題対策全国会議(編)「間違いだらけの生活保護バッシング」

生活保護問題対策全国会議(編)「間違いだらけの生活保護バッシング」を読みました。平成24年(2012年)春の生活保護バッシングを機に、同年8月に緊急出版された本です。前半は Q&A 形式で「生活保護の誤解と利用者の実像」について書かれていました。後半は…

みわよしこ(著)「生活保護リアル」

みわよしこ(著)「生活保護リアル」を読みました。平成24年(2012年)から平成25年(2013年)にかけて生活保護の受給者や支援者を取材して書かれた本です。 生活保護は生活困窮者の最後の砦として制度設計されているため、生活困窮者を保護することはできるも…

NHK取材班(著)「NHKスペシャル 生活保護3兆円の衝撃」

NHK取材班(著)「NHKスペシャル 生活保護3兆円の衝撃」を読みました。平成23年(2011年)9月16日に放送された番組の書籍版だそうです。 放送当時、生活保護受給者は205万人を超え、3兆3千億円余りが給付されたそうです。給付の内訳は、生活扶助と住宅扶助で約…

小竹裕一(著)「シンガポールから学んだこと」

小竹裕一(著)「シンガポールから学んだこと」を読みました。著者はシンガポールで20年以上暮らし、マレー系シンガポール人との結婚を機にイスラムに改宗され、これまでにシンガポールを紹介する本を数冊書いておられる方です。先日読んだ「韓国ふしぎ旅」の…

小竹裕一(著)「韓国ふしぎ旅」

小竹裕一(著)「韓国ふしぎ旅」を読みました。著者はかつて長年シンガポールで暮らしておられた方で、当時はシンガポールを紹介する日本語の本を多数書かれたそうです。そして今は大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学で教鞭を執られているそうで、韓国…

西海コエン(著)「対訳 日本小史」

西海コエン(著)「対訳 日本小史」を読みました。古代から現代までの日本の歴史の概要が日本語と英語で(写真付きで71ページづつに)まとめられています。英語で読む日本史はなんだかとても新鮮に感じました。 明治維新から第二次世界大戦敗戦までの歴史を読…

伊藤真(著)「伊藤真の日本一やさしい「憲法」の授業」

伊藤真(著)「伊藤真の日本一やさしい「憲法」の授業」を読みました。この本では、憲法の役割、日本国憲法の三大原理である「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」について、そして日本国憲法が定める人権と統治機構について、憲法の初級者向けに解説…

千野祐子(著)「Amazing Cuba 自然と暮らしを巡るキューバガイド」

千野祐子(著)「Travel Guide Book - Amazing Cuba 自然と暮らしを巡るキューバガイド」を読みました。首都ハバナを中心に、キューバ各地の観光情報が紹介されています。著者は在キューバ共和国日本国大使館の元職員とのことで、キューバ各地の様子や事情にと…

藤田一咲(著)「CUBA★CUBA キューバ・キューバ」

藤田一咲(著)「CUBA★CUBA キューバ・キューバ」を拝見しました。 書名の通りキューバの写真集です。首都ハバナを中心に、トリニダード、サンティアゴ・デ・クーバ、バラデロの美しい写真が掲載されています。 20世紀前半のキューバは、実質的に米国の保護国…

宮田律(著)「ナビラとマララ…『対テロ戦争』に巻き込まれた二人の少女」

宮田律(著)「ナビラとマララ…『対テロ戦争』に巻き込まれた二人の少女」を読みました。パキスタン西北部で生まれ育ち、過酷な体験に屈することなく果敢に生きる二人の少女、ナビラ・レフマンさんとマララ・ユスフザイさんの生き方を紹介する本です。出版社に…

岩村暢子(著)「日本人には二種類いる: 1960年の断層」

岩村暢子(著)「日本人には二種類いる: 1960年の断層」を読みました。1950年代以前に生まれた世代と、1960年以降に生まれた世代の間には、『断層』とも形容できる大きな違いが見られるそうです。その違いについて様々な視点から解説されていました。 大きな違…

世界の武器商人

下記は世界の武器商人のシェアを示す円グラフです。国別、企業別にシェアが描かれています。この円グラフは「ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI)」のデータを元に「AFP(フランス通信)」が作成したものです(2018-02-16)。 The world's largest arms se…

経産省若手プロジェクト(著)「不安な個人、立ちすくむ国家」

経産省若手プロジェクト(著)「不安な個人、立ちすくむ国家」を読みました。公開以来150万ダウンロードを記録した同名の報告書に手を加えた完全版を冒頭に掲載し、経産省若手プロジェクト・メンバーと養老孟司、冨山和彦、東浩紀各氏との座談会、及びプロジェ…

石見徹(著)「『幸福な日本』の経済学」

石見徹(著)「『幸福な日本』の経済学」を読みました。著者は経済学者で東京大学名誉教授とのことです。現代の日本の状況について経済学者の視点で書かれてました。 経済学の全くの素人の感想ですが、ひょっとしたら、、現代の経済学の知見では現代の日本の有…

吉田沙由里(著)「小さな国の大きな奇跡〜キューバ人が心豊かに暮らす理由〜」

平成20年(2008年)5月に出版された吉田沙由里(著)「小さな国の大きな奇跡〜キューバ人が心豊かに暮らす理由〜」を読みました。著者は「NPO法人アテナ・ジャパン」の代表で、キューバで暮らし、キューバ人と結婚された方です。本書には、キューバとの出会い…

池上彰(著)「北朝鮮問題 よくわからないまま社会人している人へ」

池上彰(著)「北朝鮮問題 よくわからないまま社会人している人へ」を読みました。著者が2006年9月末に北朝鮮に取材訪問したことをきっかけに、2006年12月に出版された本です。当時の北朝鮮について著者の視点で解説されています。 著者はわかりやすい説明で定…

森井ユカ(著)「10日暮らし、特濃シンガポール」

森井ユカ(著)「10日暮らし、特濃シンガポール」を読みました。 世界各地を旅してきた著者が、大好きなシンガポールに10日間滞在して素敵なホテルをオフィスに仕事をしながら、食べ歩き、雑貨屋巡り、観光地巡りをした記録です。著者は今回はちょっと奮発して…

明石書店「台湾を知るための60章」

台湾ポップスの故郷・台湾のことをもっと知りたくて、明石書店「台湾を知るための60章」を読みました。 本書は概論、政治と経済、社会、文化と芸術、対外関係、人物の6部構成で、解説60章+コラム14編から成り、執筆者は29名です。 台湾のことはボンヤリとし…