法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

身体の声、心身の声

(1)声を聞く人

身体の声を聞きながら暮らしている人は、その時々で身体が求めることを自然に実行します。ときには身体の声を聞き間違えることがあるかもしれませんが(笑)、大筋では身体が求めることを実行します。

日々の体験を通して、身体が求める内容はその時々の状況や身体の調子に大きく影響を受けることを知っています。また、何をどのようにすると疲れやすくて、何をどのようにすると疲労回復できるかということが、人によって違うことも知ってます。


(2)頭で考える人

しかし、知識を重視する人は、身体の声に耳を傾けることなく、頭の中だけで考えようとします。そして、頭で考えたベストな行為を実行します。その内容は、身体が必要とする内容と合致することもあれば、正反対の内容であることもあるのではないかと思います。後者が続けば、身体への負担が積み重なって、身体の調子が落ちていきます。

そのような暮らし方が当たり前になっているので、身の回りの人に対しても、自分の頭で考えたベストな行為を勧めます。それが相手の身体が必要とする内容と合致していることもあれば、正反対の内容であることもあるのでないかと思います。そのような形で身の回りの人たちの身体に負担をかけ続けると、身の回りの人たちの身体の調子が落ちていきます。


(3)耳を傾ける人

自分の心身の声に耳を傾ける人は、身の回りの人たちの心身の声にも耳を傾けようとするのではないかと思います。

一方で、自分の心身に必要なことを頭で考える人は、身の回りの人たちの心身に必要なことも頭で考えるのではないかと思います。

自分の心身の声や、身の回りの人たちの心身の声に耳を傾けられる人になりたいです。