法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

五感からの情報と信念世界が矛盾するとき

(1)矛盾マーカー

これまでは、見聞きしたことが「信念世界」と矛盾することを発見した時点で、すぐさま、様々な感情が発生するものと考えてきました。

しかし、見聞きしたことが「信念世界」と矛盾することを発見した時点では、単にその情報に矛盾マーカーが添付されるだけと考えた方がよいのではないかと思うようになりました。そのマーカーが「潜在個我」に届いた時点で、そのときの状況によって様々な感情が発生すると考えた方が、全体構造がすっきりして、応用範囲が広くなるように思うからです。


(2)五感から潜在個我まで

繰り返しになりますが、五感からの情報は、通常は「潜在判断」で「信念世界」や「仮説世界」などの知見と照らし合わせて補完されたあとに、「潜在個我」に届くという流れになっているのではないかと思います。

その際に、五感からの情報と「信念世界」や「仮説世界」とが矛盾する場合は、その情報に矛盾マーカーが添付されて、「潜在個我」に届くのではないかと思います。

すなわち、矛盾の有無に関わらず、五感からの情報が「潜在個我」に届くまでの経路はほぼ同じなのではないかと思います。ただ、矛盾を示すマーカーの有無が異なるだけではないかと思います。


(3)潜在個我で折り返し

通常であれば、五感からの情報は「潜在判断」と「潜在個我」を経由して、さらに「潜在全我」まで届くものと思います。そして、「潜在全我」で発生した意志は、「潜在個我」と「潜在判断」で適切に書き換えられて、その場にふさわしい言動が取られるものと思います。

ところが、「潜在個我」で強烈な感情が発生した場合は、「潜在個我」が緊急事態だと判断して、すぐさま「潜在判断」へと指示が送られるのではないかと思います。結果的に「潜在全我」を経由することなく指示が発生するため、場合によっては独りよがりな指示が発生して、人が変わったように見えることがあるのではないかと思います。

どうやら、言葉の定義を整理しなおさないといけなさそうです。図を描かないと伝わりにくいようにも思いますが、とりあえず文章にしておきます。