法楽日記

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生活保護問題対策全国会議(編)「「生活保護なめんな」ジャンパー事件から考える」

生活保護問題対策全国会議(編)「「生活保護なめんな」ジャンパー事件から考える」を読みました。平成29年(2017年)1月に発覚した神奈川県小田原市における「生活保護なめんな」ジャンパー事件について、ジャンパーの制作経緯から発覚後の小田原市の迅速・誠実な取り組みまでがまとめられた本です。発覚からわずか半年後の平成29年(2017年)7月に出版されました。

この事件の背景には、生活保護の利用者や申請者に対する激しい偏見や侮蔑の心があるように思いました。これは特定の自治体だけの現象ではなく、ジャンパー等で可視化されてないだけで、実際には全国的に見られる現象ではないかという印象を持ちました。

本当は生活保護を担当する自治体の職員さんたちも日頃から相当に苦しい思いをしながら生きておられるのではないか、その苦しみが生活保護の利用者や申請者に対して爆発してしまうのではないか、そんなことを思いました。

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