(1)ソリティアの解き方
昨年8月上旬から思考能力のリハビリとしてソリティア(正式名クロンダイク)に取り組んでいます。
最近気が付いたのですが、私の解き方には大きく分けて2種類あるようです。
1つ目は、論理的に考えて解く方法です。場札、山札、組札をチェックして、自分なりの解き方のルールに則って思考して、1枚1枚カードを動かして解いていきます。(普段はこの方法で解いています)
2つ目は、潜在意識に任せる方法です。マウスの上に手を置くと、手が勝手に動いて、あれよあれよという間に解いてくれます。(どのようなタイミングでこのモードに入るのか、自分でもわかりません)
前者は左脳的な解き方、後者は右脳的な解き方ではないかと思います。
(2)右脳的な解き方
後者は不思議に見えるかもしれませんが、囲碁や将棋の「直観の一手」と同じような感じで、その場その場のベストな手を「直観の一手」として選んでいるのではないかと思います。そして潜在意識がマウス操作をしているのではないかと思います(ちょうど慣れた道で自動車を運転するときと同じような感じではないかと思います)。
ちなみに、左脳的な方法だと1回解くのに2〜3分かかりますが、右脳的な方法だと1回解くのに1分半余りです(最短記録は1分24秒)。
右脳的な方法で解くときは、マウスの動きが速すぎて、顕在意識の認識可能速度を超えています。言い換えると、潜在意識を上手に使えば、今よりずっと速く思考できるようになる可能性があるということだと思います。(今日まで9ヶ月間、2万4千回近くソリティアをプレーしているだけあって、こんな手品のようなことが起きるようです)
本来なら、(囲碁や将棋と同じように)右脳的な「直観の一手」と左脳のロジックの両方を活用しながら解きたいところなのですが、、現時点では右脳的な「直観の一手」を顕在意識が受け取ることができないので(まだ潜在意識でしか受け取れないので…)、もう少しリハビリが進んでからになると思います。まずは左脳的なロジック思考の速度を上げていくことからになると思います。
(3)脳内の流通革命
ソリティアに限らず、顕在意識が潜在意識のどことつながるか、あるいは肉体が潜在意識のどことつながるかで、できることが大きく変わるようです。顕在意識の能力が低いので、大きな違いが出やすいのかもしれません。
つながる先をコントロールできるとよいのですが、「そうは問屋が卸さない」状態です。脳内の「流通革命」が必要なのかもしれません。