法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

岩波文庫『正法眼蔵』全四巻を買いました

今のうちに岩波文庫の『正法眼蔵』全四巻を買っておこうと思い立ったのは、たしか立春の頃のことでした。大きな本屋さんに行ってみたところ、第一巻〜第三巻は並んでいるものの第四巻が見つかりません。岩波書店のホームページを見てみると第四巻は「品切れ」とのこと。しかし増刷を待てど暮らせど第四巻が「品切れ」のまま。それどころか、いつのまにか第一巻、第二巻、第四巻が「品切れ」になり、岩波書店に在庫があるのは第三巻のみという状態になりました。このまま第三巻が「品切れ」になるのも時間の問題かもしれません… ひょっとしたら、全巻が「品切れ」になったところで、まとめて増刷がかかるのかしら…

このままでは古書相場が跳ね上がりかねないので、その前に古書店で揃えることにしました。新刊と古本が混在するよりも、古本で統一した方が味がありそうですし。という訳で古本屋さんで購入したのは、幸運にもいずれも1990年代前半に印刷された初版本。偶然にも歴史ある版を入手できました。

しかし、はたして800年前の文章を読解することができるかどうか… まずは音読して響きに親しむところから、と考えています。