法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

石川雅之(著)『もやしもん』(全13巻)

石川雅之(著)『もやしもん』(全13巻)を読みました。醗酵をテーマとした漫画で、醗酵食品、醗酵飲料の蘊蓄がたっぷり語られています。お酒の話も多いです。題名の「もやし」は「種麹」のことだそうです。主人公は種麹屋の次男で農大1年生です。舞台は某農大の醗酵研究室「醗酵蔵」です。

漫画ですので、主人公は「菌が見える」という設定です。今風に表現すれば、微生物の波動を感じて、視覚化して認識できる人、という感じではないかと思います。連載当初を除いては、この能力はストーリーのメインではなく、挿話的な場面で使われます。ですから、漫画っぽい設定が嫌いな人も、抵抗なく読めると思います。作者は石川雅之さんです。


主要登場人物のほとんどは、主人公の特殊能力を素直に信じて受け入れてます。素晴らしいなと思います。

私は漫画は読み慣れないので、漫画を読むと作文するより脳が疲れます。おそらく常識外れな症状なので、あまり人には言わない方が無難だろうなと思ってます。そもそも「脳が疲労する」という症状自体、なかなか受け入れてもらえませんし…。もっとも、引き籠り生活をしているので、人様と会話する機会は滅多にありませんが。

今の私は文字情報が一番楽です。マイペースで読み書きできて、何度でも読み直したり書き直したりできて、疲れたらいつでも休憩できて…。同じ理由から音情報は苦手です。