法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

棋譜並べと音読

先日から「アルファ碁対イ・セドル」五番勝負の棋譜並べをしています。

強い人たちはこの五番勝負からたくさんのことを学ばれたようですが、低級位者の私には何度並べても番号を追いかけるので精一杯で、まだまだ学びどころではありません。「読書百遍、意自ら通ず」に習って、「棋譜並べ百遍、意自ら通ず」となってくれることを願っています。もっとも、私は理解力が低いので、「百遍」どころか「百万遍」くらい必要そうですが…(笑)

私が理解できない理由は大きく分けて二つあるように思います。一つはあまりに弱すぎるからです。残念ながらプロ棋士の深い深いヨミは、想像することも理解することもできません。もう一つは「視野狭窄」ならぬ「思野狭窄」状態だからです。盤面全体を見通したり、複雑な変化を理解したりするのはまだまだ難しいです。前者は勉強で解決するしかなく、後者はリハビリで解決するしかありません。

先はとても長そうですが、長ければ長いほどたくさん楽しめることと思います。


最近、岩波文庫正法眼蔵」の音読をはじめました。

約800年前の道元禅師の著作ですから、古文の意味も分からず、道元禅師の意図も分からず、ただ音読するのみです。「読書百遍、意自ら通ず」となってくれることを願っています。

岩波文庫正法眼蔵」は下記サイト似て電子版テキストが公開されているので用語の意味を検索する際にとても助かっています。