法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

石と棍棒

1940年代後半にアインシュタインがインタビューでこのように答えたそうです。

第二次世界大戦では原子爆弾が兵器として使われましたが、第三次世界大戦ではどのような兵器が使われると思いますか?」「第三次世界大戦についてはわかりませんが、第四次世界大戦で使われるのは石と棍棒でしょう。」(英語では sticks and stones)

第二次世界大戦後、大国どうしが直接戦火を交えることはありませんでした。しかし、激しい代理戦争は世界各地で行われました。そしてハイテク化がおぞましいほどに進みました。一方で、あまりに高度化しすぎて、バグだらけ、設計ミスだらけ、問題だらけの兵器が多数生まれたようにも思います。もはや人間の開発能力を超えてしまったのかもしれません。

その次の戦争の形態は、、情報戦争や法廷戦争、そして小競り合いなどになるかもしれません。舞台は超大国の一等地。中継はインターネット。大規模にして多彩な作戦参加者。互いに正義を譲らないけど、ほとんどの人は殺し合いまではしたくない。しかし、仮に流される血の少ない戦争であったとしても、心に争いのあるうちは、本当の平和は来ないかも…

クリスマス・イブまであと10日となりました。イエスがいまの時代に生きていたとしたら、なんて言うでしょうね。例えばこれは?→「しかし、わたしはあなたがたに言う。悪人に手向かうな。もし、だれかがあなたの右の頬を打つなら、ほかの頬をも向けてやりなさい。」マタイによる福音書第5章第39節より