日本には、PCR 検査は受けたい人と、受けたくない人がいるのではないかと思います。
日本では公式な感染者数はまだ少ないので、感染者の検出は社会的に一大事として扱われます。行政から公式発表され、マスコミでも大きく取り上げられ、感染者は隔離され、主たる行動場所は一時閉鎖して消毒が行われ、濃厚接触者も PCR 検査を受けることになります。このように扱われるからこそ「安心だ」と思う人もいれば、「あちこちに迷惑をかける」と思って検査を躊躇する人もいるかもしれません。
政令上、COVID19 は二類感染症扱い（SARSと同じ扱い）とされているので、扱いが厳重になっているそうです。このままでは医療崩壊が危惧されるので、COVID19 を五類感染症扱い（インフルエンザと同じ扱い）とすべきだと考えている医師もいるそうです。すでに国内に COVID19 が蔓延していることを前提とするならば、COVID19 の扱いを現状より軽くした方がよいのではないかと思います。
- 感染症の範囲及び類型について (厚生労働省健康局結核感染症課, 2014-03)
