法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

壊れた計器を頼りに計器飛行

新型インフルエンザ等対策特別措置法」に基づいて「緊急事態宣言」が発令されたそうです。対象地域は7都府県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府兵庫県、福岡県)、期間は 4/7(火)〜5/6(水) とのことです。政府の公式発表上の感染者数が急増していることが大きな理由となっているのかもしれません。

しかし私は、日本の PCR 検査件数は他国と比べて非常に少ないことから、誰も感染の実態を把握できてないのではないかと思っています。最近感染者の検出数が増えているのは、検査数が増えたからではないか?これから検査体制を拡充していけば、検出数はもっともっと増えるのではないか?言い換えると、感染者は本当に急増しているのか、あるいは以前から沢山いたのか、誰も把握できてないのではないかと思っています。

感染者数だけでなく、人々の暮らしぶり、事業者の経営状況についてもほとんど把握できてないのではないかと思います。

そのため、このような状態で緊急事態宣言を発令して大丈夫なのか?壊れた計器を見ながら計器飛行するようなものではないか?検査体制・調査体制をもっともっと拡充すべきではないか?と思っています。

しかしながら、歴史を振り返ってみると、極めて日本らしい物事の進め方なのかもしれません。これからますます「雑菌魂」を発揮して、死ぬまでマイペースで生きていこうと思います。


政府による「補償なき自粛」要請は、ストレートに言えば「お手上げの丸投げ」だと思うので、「上に政策あれば、下に対策あり」な展開を期待しているのかな… 全世帯「布マスク2枚」配布は、ストレートに言えば「白旗」宣言だと思うので、民衆の力で乗り越えなくてはいけないんだろうな… 満月の夜に思ふ。