法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

国家安寧のための法要や祈祷

江戸時代までの日本であれば、疫病や天災などの災厄が激しい折には、国を挙げて法要・祈祷が行われていたのではないかと思います。詳しいことは存じ上げないのですが、朝廷が命じていたのかしら…

ところが政教分離現代日本では、国家安寧のための法要や祈祷を執り行うことを公式に命ずる権限のある人がいません。政府は音頭を取ることができませんし、皇室も公式には同様だと思います。

しかし、皇室は非公式に宗教界に呼びかける権威は持っているのではないかと思います。例えば「日本と世界の健康と平和のために毎日祈っております」と宣べるだけでも十分ではないかと思います。

その言葉に宗教界が応えて大きな法要や祈祷を執り行えば、大きな話題になると思います。それが指導者層の意識に影響を与え、一般の人々の意識にも影響を与えて、これまで以上に慎重かつ丁寧に事に当たるようになるのではないかと思います。

ものすごい法力や祈祷力を持った方がいらっしゃれば別なのですが、現実には人々の意識変革のきっかけになれば大成功だと思います。その結果、不用意な行動が減るだけでも、ものすごい効果があるのではないかと思います。