法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

設定世界

(1)場の設定

昨日書いたように、その場にいる人たちのキャラ設定は、その場で一番格上の人が決めます。その場の常識も、その場で一番格上の人が決めます。一番格上の人が入れ替わると、その場のキャラ設定も常識も入れ替わります。

その仕組みを知っている人は、その場で一番格上の人のいうことを鵜呑みにします。また、その場で一番格上の人のお気に入りになるために、大変なエネルギーを使います。

逆に、その仕組みを知らない人は、疑わしいと思うたびに裏取りを試みます。やがて格上の人たちに疎まれて、とんでもない悪役をあてがわれることになります。


(2)社会の設定

同様に、社会の常識も、その分野で一番格上の人が決めます。自分たちが一番優れていることを前提に、自分たちの都合に合わせて決めます。そのため、社会の常識と矛盾していたり、世界の常識と矛盾していたりすることがよくあります。その分野の一番格上の人が入れ替わると、社会の常識も入れ替わります。

その仕組みを知っている人は、疑うことなく常識を鵜呑みにします。世間の常識を一所懸命に取り込みます。

逆に、その仕組みを知らない人は、疑わしいと思うたびに裏取りを試みます。やがて世間から疎まれて、とんでもない悪役をあてがわれることになります。


(3)設定に従う人、疑う人

このように、この仕組みを知っている人は、その場で一番上のお気に入りになることを重視します。そして、その場の常識を一所懸命に勉強します(鵜呑みにします)。そして、この仕組みの中で出世して、その場で一番格上になることを目指します。

逆に、この仕組みを知らない人は、世間の常識にとらわれることなく、事実を見極めようとします。遠回りしたり迷子になったりしながら、少しずつ事実を見出していきます。やがて怒りに触れて叩き潰されます。(怒りに触れるのは、格上の人たちの「信念世界」を破壊しようとするからです)

端折って書くと、こんな感じになっているのではないかと思います。