法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

3種類の立ち位置(従順・威圧・探求)

(1)3種類

私は、これまで見聞きした人々の行動を思い出しては、共通パターンを見つけて分類するのが好きなようです。

これまでの経験から、私が分類すると3種類になることが多いように思います。(あくまでも私の視点で分類すると3種類になることが多いというだけの話で、おそらく視点によって種類の数は変わると思います)

なぜ私の視点で分類すると3種類になるのか、その理由を見つけたように思うので、ここに記しておきます。


(2)上下観

例えば世間の慣習との関わり方を考えるとします。

  1. 〔従順〕ある人たちは、世間の慣習に従順に従います。人々の行動を観察したり、話を聞いたりしながら、世間の慣習を学習します。そうやって世間の慣習に従って生きることに大きな価値を見出しているようです。このタイプの人はとても多いように思います。

  2. 〔威圧〕ある人たちは、世間の慣習に従順な人たちの上に立とうとします。どのように振る舞えば、従順な人たちが自分に従ってくれるか、経験的にわかっているようです。そうやって従順な人たちの上に立つことに大きな価値を見出しているようです。このタイプの人は少なくはなさそうです。

  3. 〔探求〕またある人たちは、世間の慣習に従うこと自体にはあまり興味がありません。それよりも、世間の慣習がどんな風にして構築されたのか、人々はなぜ世間の慣習に従うのか、現在の世間の慣習は妥当か、そういったことに興味があります。このタイプの人は少ないかもしれません。

言い換えると、世間の慣習の下につくか、上に乗るか、観察するか、という違いでしょうか。

順番を変えて書くと、『上』『下』『観』という視点からの分類に私は興味があるようです。


(3)情報の宣伝

あるいは情報の宣伝を考えるとします。

  1. 〔従順〕ある人たちは、情報源の権威を強調します。「従順に従うべき情報」と主張したいのではないかと思います。

  2. 〔威圧〕ある人たちは、上から目線で情報を発信します。「発信者は受信者より格上」と主張したいのではないかと思います。

  3. 〔探求〕またある人たちは、情報の正当性を論理的に説明します。「何が正しいか一緒に考えましょう」と伝えているのではないかと思います。

このように情報発信方法が異なるのは、発信者の感性を大切にしている場合と、想定ターゲットに合わせている場合があるのではないかと思います。


(4)威張ると怒る

もうひとつ、昨日 8/24(火) の投稿でも3種類でした。

  1. 〔従順〕無難を目指す人(「怒る」)
  2. 〔威圧〕威張り散らす人(「威張る」かつ「怒る」)
  3. 〔探求〕我が道を行く人(気にしない)

(5)しっくり

思い出してみると、私が一番最初に興味を持ったのは、強者に上手に取り入ったり、弱者を威圧したり、作り話を広めたりすることで、自分の思い通りに物事を進めようとする人たちでした。猛烈な自己否定の心の反動で、そのような振る舞いをするのではないかと思います。

その次に、そのような言動と距離を置く人たちに興味を持ちました。それから改めて世間を見回してみると、そのような言動を取る人たちに従順な人たちの存在に気付きました。

このような視点で行動パターンを分類することから始めたので、それ以降の分類も自然に同じような視点で分類することになって、いつも3種類になるのではないかと思います。

視点は人それぞれだと思うので、人によってしっくりくる行動パターンの分類は異なるのではないかと思います。幸か不幸か、私は既存の分類の中にしっくりくる分類を見つけられなかったので、前述のような私なりの分類にたどりつきました。ですからおそらく、多くの人にはあまり意味のない分類、ひょっとしたら頓珍漢な分類に見えていることと思います。どうもすみません。