法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

暖房器具と油断大敵

(1)暖房器具

私の暖房器具は「電気座布団+電気湯たんぽ×2個+電気膝掛け」です。

人体は生命活動のために自然に発熱しています。また、空気や椅子などを通して自然に放熱しています。前者を「熱産生」、後者を「熱放散」と呼ぶそうです。暑い季節には「熱産生」の方が「熱放散」よりも大きいので、冷房や送風などで冷やす必要があります。逆に寒い季節には「熱産生」よりも「熱放散」の方が大きいので、暖房器具などで温める必要があります。

そこで、秋から冬にかけて徐々に体を慣らして「熱産生」を高めておいて、冬になると厚着をすることで「熱放散」を抑えて、不足分の熱量を前述の暖房器具で直接人体に与えるようにしています。


(2)油断大敵

理屈は簡単ですが、実践では経験がものを言います。

例えば気温は朝昼夜で大きく異なりますし、電気湯たんぽの温度は時間ととももに変動します。そのため、作業に集中していると、うっかりして体を冷やしてしまうことがあります。逆に、うっかり温めすぎて人体の「熱産生」にブレーキをかけて、却って寒くなってしまうこともあります。万一、人体の熱拡散能力を超えた熱量を与えると、低温火傷する可能性もあります。作業に集中しながらも、時々暖房調整にも意識を向けないといけません。

おもしろいことに、とても寒い日は意外となんとかなります。特に意識しなくても、自然に暖房調整に気を使うからだと思います。逆に、冬のわりに温かい日も平気です。仮に暖房調整に失敗しても大きな問題は起きないからです。しかし、寒くも温かくもない日は要注意です。油断して暖房調整に失敗することがあるからです。

あらゆる分野で言えることだと思いますが、冬の暖房も油断大敵です。