法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

メイン暖房(人体)とサブ暖房(電気暖房)

(1)電気暖房

このところ、電気座布団と電気湯たんぽで暖を取っています。

電気湯たんぽは先日購入した小型のものを使ってます。本来は最高温度の65℃まで温めてカバーをつけて使うようです。しかし私は火傷しない範囲で温めて、カバーなしで使ってます。お湯の量は昨冬利用したタイプの3分の2くらいしかないので、温め直す頻度は高くなりそうです。幸い、太腿の上に置いたまま温め直すことができるので、これまでのところ早朝から夜まで快適に過ごすことができています。


(2)熱産生と熱放散

人体はよくできていて、寒くなると自然に熱産生量が高まります。そこで、メインの暖房器具を人体、サブの暖房器具を電気座布団と電気湯たんぽと考えて、人体の不足分を暖房器具で補う形にしています。血液が腰回りを通過するたびに温められて、結果的に全身が温められることを期待しています。

しかしうっかり、サブ暖房(電気暖房)の熱量を上げすぎると、メイン暖房(人体)の熱産生が自然に落ちてしまって、却って寒く感じるようになります。おそらく、熱産生量の調整は全身でほぼ一律に行っているのではないかと思います。そのため、腰回りだけ強力に温めると、腰回りだけでなく全身の熱産生が一律に下がってしまって、腰回り以外の熱産生が不足してしまうのではないかと思います。

本格的に冬になるまでに、サブ暖房(電気暖房)の温度調整に慣れておく必要があります。


(3)チャリ散歩と半身浴

おそらくは、チャリ散歩も同様だと思います。人体がメイン暖房で、厚着して熱放散をできるだけ抑えて、不足熱量をカイロ(サブ暖房)で与えるようにすると、今の昼間の気温であればなんとかなります。これから気温が下がるにつれて、どんなに厚着をしても熱放散がどんどん大きくなって、カイロではパワー不足に陥るのではないかと思います。そのあたりがチャリ散歩の限界になると思います。

半身浴も同様で、人体がメイン暖房と考えて、上半身からの熱放散量や湯船(サブ暖房)から与えられる熱量を上手にコントロールすると、真冬でも快適です。うっかりして湯船の温度を上げすぎると、人体の熱産生が下がるので、上半身が寒く感じるようになると思います(半身浴一年目の真冬は、この加減がわからなくて、しょっちゅう寒い思いをしてました)。


(4)人体の熱産生力

人体の熱産生力は本来は強力で、真冬であってもいざとなれば体温を40℃前後に上げることができるだけのパワーを持っています。非常時用の熱産生力の一部を日常的に利用できるようになるだけで、真冬を快適に過ごすことができるのではないかと思っています。囲炉裏や煎餅布団で冬を過ごしていた昔の人は、それができてたんじゃないかな…