法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

冬を快適に過ごすために今年も試行錯誤を繰り返す予定です

純化して考えると、冷暖房とは人体の熱量の出入りのバランスを取る行為だと思います。

人体は生命活動に伴って自然に発熱しています。一方で、地面や空気(気化熱)を通して自然に放熱しています。

暑い季節には発熱量の方が放熱量より多くなりがちなので、自然に発汗することで(=気化熱を利用することで)放熱量を増やして、熱量の出入りのバランスを取っています。文明の利器である団扇・扇風機・冷房等を用いると、発汗量を抑えることできるので快適に過ごすことができます。できることなら、人体の発熱量を抑える工夫もしたいところです。

一方、寒い季節にには発熱量より放熱量の方が多くなりがちなので、厚着をして人体の周りに分厚い空気の層を作ったり、暖房器具を利用して人体を加熱したりすることでバランスを取っています。できることなら、人体の発熱量を高める工夫も併せて考えたいところです。

人体の発熱量は体質の影響が大きいようなので、一朝一夕に高めたり下げたりすることはできません。また、意識的に上げ下げすることもできません。何年もかけて、冷暖房を弱めに設定した環境に少しずつ体を慣らしていく必要があるのではないかと思います。

体質は毎年変わっていくようなので、例えば電気暖房(電気座布団+電気湯たんぽ+電気毛布)だけで冬を過ごすにしても、昨年必要だった工夫と、今年必要となる工夫は違ってくると思います。また、来年も今年と違った新たな工夫が必要になるのではないかと思います。冬を快適に過ごすために毎年試行錯誤を繰り返すのは、私にとってはとても楽しいことです。

電気暖房にしても、半身浴にしても、私が日常的に利用しているコツは大変の微妙な変化を基準にしているので、人様に伝わる文章にまとめることができません。また、人それぞれ体質が異なるので、私のコツが他の人の参考になるかどうかもわかりません。そのような訳で、残念ながら文章にまとめたり口頭で伝えたりすることは、大変難しいのではないかと思っています。