法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

冬が来たのに熱産生が不十分…

(1)熱産生、熱放散、加熱

防寒対策とは、「熱産生」−「熱放散」+「加熱」のバランスを上手に取ることではないかと思います。

ここで、「熱産生」は身体の発熱量、「熱放散」は身体からの放熱量、「加熱」は暖房器具等からの熱量のことです。

現代社会では暖房器具を使って室温を十分に高めることを基本にしているので、身体の「熱産生」や「熱放散」が意識されることは少ないかもしれません。

しかし私は室温と外気の差を小さくすることを基本にしているので、「熱産生」をできるだけ高めて、「熱放散」をできるだけ小さくして、不足する熱量を「加熱」で与えるという考え方をしています。


(2)イマイチな熱産生

ところが、今年は「熱産生」の立ち上がりがイマイチな状態です。

理由として考えられることが2点あります。

ひとつめは、最近再びチョコを食べ始めたことです。チョコの成分によるものなのか、チョコに含まれる人工化学物質(農薬や添加物等)によるものなのかわかりませんが、どうも血行を阻害する方向に働いているのではないかという疑いがあります。(例年、冬に添加物が多めの食品を取ると、指が霜焼けっぽくなったり、大きなアカギレができたりします)

そこで今日は半身浴に長めに入ってみました。体内に蓄積されていた人工化学物質が汗とともに排出されたので、浴室がちょっと臭くなりました… このところ半身浴の時間が少し短くなっていたので、再び長めに戻したいと思います。

ふたつめは、今年の夏頃から、半身浴と言いながら肩まで浸かっていることが多いことです。例年であれば、秋から冬にかけての半身浴を通して(=上半身を浴室の室温に慣らすことによって)、「熱産生」を徐々に上げていたのではないかと思います。ところが今年は発汗量を増やすために肩まで浸かる時間が長いので、「熱産生」を十分に上げる機会がないまま冬になってしまったのではないかと思います。ちょっと手遅れ気味ですが(笑)、これから「熱産生」を高めていこうと思います。


(3)加熱より熱産生

寒いからと言って身体を「加熱」しすぎると、熱量のバランスを取るために「熱産生」が自然に落ちて、却って寒くなってしまいます。「加熱」は適度な範囲にとどめて、身体から十分な「熱産生」を上手に引き出していくことは、私にとっては越冬の基本です。

身体の「熱産生」が早く高まるよう、これから工夫したいと思います。