今日は技術的な作業はほとんど進みませんでした。作業を進めるために思考しようとすると眠たくなるからです。最初は寝不足が原因かなと思ったのですが、ソリティア（正式名クロンダイク）なら平気なので、そうではなさそうです…
ひょっとしたらなのですが、技術的作業のために思考しようとすると、ついつい発症前のような脳の使い方をしてしまって、過負荷で脳がシャットダウンしてたのかもしれません。実は発症から1〜2年は脳の使い方がわかってなくて、しょっちゅうシャットダウン（居眠り）してました。2〜3年前でも、マインスイーパーのような少し思考力の必要なゲームをしようとすると、シャットダウン（居眠り）してました。今日もうっかり脳に過負荷をかけてしまったのかもしれません。。
思い出してみると、1〜2年前に技術的な作業をしてたときは、顕在意識ではあまり思考してませんでした。ある方向に向けて作業を進めたいと思うと、なんとなく○○の作業がしたくなって、次に△△がの作業がしたくなって、、と続けているうちに、あるとき気がつくと全体がうまい具合に結合して、なぜだか作業がうまく進んでいたのでした。顕在意識とは別のどこかで作業手順を決めていたのではないかと思います。実は先日来の整理整頓でも、手順はあまり考えてませんでした。
ところが今日は、顕在意識で作業手順を決めようとしてました。発症前と同じように判断材料を意識のどこかに放り込んで、結果が出てくることを期待しました。しかし、結果が出る代わりに眠くなるのでした。今はまだ、脳をそんな風に使ってはいけないってことですね。
今の脳で可能な代替思考方法をひとつひとつ見つけていかないといけないのかもしれません。ちょっと面倒ではありますが、それがまさに「急がば回れ」で、実は近道なのかもしれません。
どこに向かって進んでいるのかわからないけど、なんとなく作業だけは進んでいる。そしていつの間にか希望が実現している。これって、話だけ聞くと便利だなぁと思うかもしれませんが、やってる本人にとってはあまり気持ちのよい状態ではありません。できることなら、どんな手順で進めているのか、なぜその手順がよいのか、きちんと確認した上で進められた方が、圧倒的に気持ちよいと思います。
しかし現実の人生の中では、なぜだかわからないけど○○をしたくなったり、△△をしたくなったり、ということはよくあることだと思います。そして気がついたら希望が実現しているのも、よくあることだと思います。
ひょっとしたらですが、潜在意識のどこかが希望実現のための効率のよい手順を見つけて、○○をさせたり、△△をさせたりしているのかもしれません。その結果として、希望が実現しているのかもしれません。
そう、もしかしたら潜在意識のどこかに超高性能コンピュータが潜んでいて、希望実現のためにガンガン計算しているのかもしれません。しかし顕在意識からは認識できないので、「お蔭様」と呼ばれているだけなのかもしれません。
そんなことを思ってみたくなる初冬の夜。
