法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

思い出すには、急がば回れ

1〜2年前に書いたプログラムの整理整頓を一昨日からしています。単純作業が続きますが、ミスは許されないので、慎重に進めています。お蔭で、内部構造や課題などについて、当時の記憶が少しずつ蘇っています。

古い記憶というのは不思議なもので、思い出そうとどんなに頑張っても部分的で曖昧な記憶を取り出すことが精一杯なことが多い一方で、ちょっとしたきっかけから突然芋蔓式にたくさんの記憶がありありと蘇ってくることもあります。

そんな経験を重ねるうちに、古い記憶は本当は消えることなく残っているのではないか。単に思い出し方がわからないだけではないか。そんな風に思うようになりました。

もしも思い出し方がわからないだけであれば、うんうん唸ってあれこれ思い出そうと頑張るよりも、軽い気持ちで親しむところから入った方が、意外と早くいろんなことを思い出せてよいのかもしれません。

記憶を取り出す力がすっかり衰えてしまった私には、その方が却って効率よく昔のことを思い出せるのかもしれません。まさに「急がば回れ」です。しかし傍目にはいつも遊んでばかりに見えるかもしれませんね(笑)