法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

クリスマス音楽

先週から動画サイトでクリスマス音楽を聞くようになりました。

言うまでもなくクリスマスはイエス・キリストの生誕を祝うお祭りであり、クリスチャンにとっては重要な年中行事です。私はクリスチャンではありませんし、聖書もわかりませんが、それでもクリスマス音楽を聞いていると、クリスチャンにとってはイエス・キリストは本当に大切な存在なんだなぁ…、クリスマスは本当に大切なお祭りなんだなぁ…、ということがとても強く伝わってまいります。

不勉強にも、これまでクリスマス音楽をあまり聞いたことがありませんでした。そこで今年は、イエスの生誕を祝うために制作された古今東西文化遺産(絵画・音楽・文学等)に親しむ機会として、また、キリスト教が提唱する無条件の愛に思いを馳せる機会として、クリスマス音楽に親しもうと思っています。

それにしても、キリスト教圏の文化遺産の厚みは物凄いなぁと思います。(深い深い歴史的な背景があってのことだと思います)


日本にも宗教的な背景を持つヒット曲があるようですが、背景を知られている曲は少ないのではないかと思います。たとえば、中島みゆきさんの『糸』は天理教の4代真柱の結婚を祝して作られた曲なので、天理教の思想的背景を持った歌詞であったとしても不思議ないように思います。他にも天理教の影響を受けた曲があるかもしれません。最近では藤井風さんが金光教本部の隣町で生まれ育ったそうなので、歌詞やメッセージが知らず知らずのうちに影響を受けていたとしても不思議ないように思っています(確証は全くありません)。

文学では、宮沢賢治法華経の教えを仏教の言葉を使わずに伝えるために小説を書いた、と何かで読んだ記憶があります。

宗教的な内容を、信徒でない人にも(それと知られることなく)広く伝えられるって、すごい能力だなぁと思います。