法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

ソリティアと連想ゲーム

この夏は脳に刺激を与えるべく、繰り返しソリティア(もしくはクロンダイク)に挑戦しています。

スコアによると、ここ約3週間の通算成績は2722回中433回成功(成功率約15%)です。調子の波はとても大きくて、10回に1回程度しか成功しない状態が続くこともあれば、何度も連続して成功することもあるようです(今日成績をメモしながらプレーして初めて気付きました)。

今日の観察によると、画面上のカードの状態をきちんと把握できるだけの集中力があるかどうかで、成功率が大きく変わるようです。そのため例えば、ジャンク・フードを食べた直後は成功率が上がるようです。逆に、飽きた途端に成功率が極端に下がります。

集中力が下がると、例えば場札7列のうちの右側1〜2列が意識に上がらなくなったり(右側の列のカードが極端に残ることが多いのです)、疲労が蓄積してくると場札7列のうちのわずか1〜2列しか意識できなくなったりなど、「視野狭窄」かつ「思野狭窄」の状態が現れるようです。

そのため、集中力不足に陥った途端に、成功率が極端に下がってしまうようです。

こんな風に、実験を通して自分の状態を確認しながら、リハビリ内容を微調整しながら、コツコツと進めています。カード運の影響もあるようですが、まだよくわかりません。


面白いもので、ソリティアをやっていると、かつてこのゲームにハマった時代のことを思い出します。そこから連想ゲームのように、次々と昔の記憶が蘇ってきます。時期も場所もバラバラなのですが、連想ゲームのように次々と思い出すくらいですから、ある視点から見ると関連性の高い記憶が続いているのではないかと思います。

これを別の表現で書くと、、ソリティアの画面に向かっていると意識が二つに分かれて、意識Aはソリティアの解き方を考えているのですが、意識Bは記憶の貯蔵庫に飛び込んで今振り返るべき記憶に次々とアクセスするようになります。そのため、ソリティアをしていると、すっかり忘れていた昔の記憶を次々と味わうことになります。おそらく、同じ課題を持った記憶です。

このような状態になると、私の中に二人いるようなもので、意識Aはロボットのようにソリティアを淡々と解いているのですが、意識Bは古い記憶にどっぷり浸ります。同じ記憶を何度も何度も味わっているうちに、不思議と当時の記憶を少し異なる視点から見ることができるようになります。また、当時は理解不能であったことでも、今の理解力を持ってすれば若干解釈できることもあります。それを繰り返すうちに、過去の記憶の持つ意味が少しずつ変わってきます。

心の中でこのような体験をしてしまうので、ソリティアにハマると、気がつくと何時間も経っていることがよくあります…。初めてハマったときより、今の方が長期間に渡ってハマっているのではないかと思います。ただし成功率は圧倒的に低いです。