「鬼は外、福は内」
毎年冬の節分に、世代を超えて唱えられてきた呪文です。
この呪文が成就した暁には、どんな世界が待っているのでしょうか?
「外は鬼、内は福」
ですよね…。一歩出たら外は敵だらけ、信頼できるのは内輪ばかり、という世界です。
はたして私たちは本当にこんな世界を望んでいるのでしょうか?これは地獄ではないでしょうか?
どこで間違えたのでしょう?
世の中の人や物事を『鬼』とか『福』とか分類すること自体が間違っているのではないでしょうか?
さらには、『鬼』とか『福』とか勝手に名付ける心に問題があるのではないでしょうか?
本当は『鬼』も『福』も人間の心が作り出した幻影ではないでしょうか?
まずはその幻影を捨てることが大切ではないでしょうか?
今日はそんなことを思いました。