法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

老舗企業と老舗国家

(1)学校の信用力

ある学生さんの投稿を読みました。高い学費を払っているのに、オンライン授業の質は低くて、教科書が特殊なので生協から着払いでしか買えなくて、図書館は使えなくて…(以下略)。別の学校では、実習ができなかったり、新入生は戸惑っていたり、という記事を以前読んだように思います。せめて授業料を半額に、という学生団体の要請も拝読したことがあります。

一方で、学校には学校の事情があると思います。今年は例年より手間も費用もかかっているのではないかと思います。この非常時に十分な対策費を調達できる、信用力と体力のある学校は、限られているのかもしれません。どんなに苦しくても学生第一、信用第一で行動できる学校も限られているのかもしれません。


(2)老舗企業

この状況は学校だけには限らないと思います。

世の中の老舗企業は、どんなに苦しいときでも顧客第一、信用第一で行動してきたからこそ長く愛されているのではないかと思います。地味なようでいて本当はとてもすごいんだなと思いました。


(3)老舗国家なら…

世界各国の単位人口あたりの公式死者数は、欧米が高く、アジアが低い傾向にあるそうです。アジアの中ではフィリピンに次いで日本は第2位の高さだそうです。(※実際の死者数は公式死者数よりずっと多い可能性は十分にあると思っています)

老舗国家を標榜するならば、老舗企業に見習って、事実に謙虚に目を向けて、暮らし第一、信用第一の言動を心がけるべきではないかと思います。