法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

瞬々刻々がすばらしい宝物

先日のある体験以来、心の中で何かが蠢いています。そろそろ何か見えるかなと思ってちょっと覗いてみたところ、こんな内容を受け取りました。

  1. みんな精一杯生きている。私も精一杯生きている。
  2. 怒りの感情の原因は自分自身の中にある。
  3. 人生は、出会った人とのセッションである。

(1)紐解き

以下、少し噛み砕いて書いてみます。

  1. おそらくみんな、「自分はよいことをしている。中にはあまりよくないこともあるけど、自分にはそれをする権利がある。」と思っているのではないかと思います。そして今の生き方しか知らないのではないかと思います。傍目にどんな風に見えようとも、みんな精一杯生きていると思います。

  2. ある人の言動や生き方をどう思うかは、思う人の自由だと思います。感激するのも、激怒するのも、自由だと思います。ただしどんな感情も、感情を引き起こす本当の原因は、感情を抱く人の心の中にあると思います。感情の原因を外に探しても意味がないと思います。

  3. 生きているとたくさんの人と出会います。出会った人とのセッションの繰り返しが人生だと思います。すばらしいハーモニーが生まれることもあれば、破壊的な音が鳴ることもあると思います。どんな音が生まれようとも、それは一期一会のセッションだと思います。その出来栄えをどう思うかは、一人一人の自由だと思います。出来栄えが思わしくないとしたら、その原因はすべて自分の中にあると思います。

上記のうちの 1. と 2. はこれまでに書いたことがあるので、以下では 3. について書いてみます。


(2)腕前

人生は出会った人とのセッションの繰り返しだと思います。

そんな風に考えると、どんなセッションを繰り広げたいか、そのためにはどんな自分であればよいかが重要になってくると思います。

人生ではいろんな人と出会います。どんな人と出会っても納得のいくセッションにするためには、自分の腕を上げておかないといけません。相手のベストを引き出しつつ、自分のベストを引き出せる人にならないといけません。自分自身の状況がどんなによいときでも、逆にどんなに悪いときでも、また相手との相性がどんなによいときでも、逆にどんなに悪いときでも、それができないといけません。

満足できなかったセッションの責任を相手に負わせているとしたら、それは「負け犬の遠吠え」になってしまうと思います。すべては自分の責任と考えないと、腕は磨けないと思います。


(3)宝物

全部自分の責任だと考えると、却って楽になるような気がします。自分次第ですべてが変わるからです。

うっかりして相手のワーストなところを引き出してしまったとしたら、自分を磨いて、いつの日か相手のベストを引き出せるようになればよいからです。

ただし、そのためには数え切れないくらい練習しないといけないと思います。たくさんの失敗を繰り返すうちに、少しずつ上達していくものだ思います。逆に言えば、たくさんの失敗があるからこそ、上達していくのだと思います。失敗は上達の母だと思います。

そんな風に考えると、これまでに積み重ねてきたたくさんの失敗セッションが、逆に宝物に見えてくるのではないかと思います。そして、これから体験するであろうたくさんの失敗セッションも、宝物に思えるのではないかと思います。

人生は宝物で満ち満ちている。出会う人はみんな宝物をプレゼントしてくれる。

これはすばらしい発見だと思います。今日はこんなメッセージを受け取りました。