法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

新聞社のサイト

情報収集のために新聞社のサイトを時々覗きに行きます。

私は文字情報を中心としたサイトの方が見やすいので、見出しがズラッと並んでいるだけのデザインが好きです。(例:朝日新聞毎日新聞

しかし最近は見出しと写真を並べるデザインが増えているように思います。(例:讀賣新聞東京新聞

以前は見出しだけが並ぶデザインがほとんどだったと思います。基本的には見出しだけを並べているサイトでも、記事によっては見出しと写真を並べています。いずれはすべての記事について、見出しと写真を並べるようになるかもしれません。

おそらく私は、文字情報を受け取る時と、画像情報を受け取る時で、脳のモードを切り替えているのではないかと思います(文字情報を見たあとで画像情報を見るときや、その逆のときは、いつも一瞬ですが脳の処理が止まるような感じがするからです)。そのためか、文字情報と画像情報が並んでいると、どちらか一方だけに注目して、もう一方は視界に入っても情報として受け取らない傾向にあるように思います(モード切り替え回数は少ない方が楽だからだと思います)。そのため、見出しと写真が並んでいると、情報密度が低いように感じてしまうのだと思います。

私の好みは、見出しだけが並んでいて、興味のある見出しにマウスオーバーすると、リードと写真が表示されるようなデザインです。仮に写真がすべてを物語っている記事が並んでいる場合には、写真を中心としたデザインでもよいと思います。その場合でも、マウスオーバーするとリードが表示されるとありがたいです。そのようなデザインを好む人は私くらいかもしれないので、大手紙に採用されることはないだろうな…と思います。

(考えてみると、クリック数を稼ぐ(=広告の表示回数を増やす)ことを重視する立場からは、記事の詳細を伝えないで期待だけを膨らませるようなデザインの方が好ましいのかもしれません)