風景絵画や風景写真というのは面白いもので、行ったはずのないところでも、連想ゲームのように昔々の記憶が次々と思い出されることがあります。
雰囲気の似ている風景を思い出したり、同じような場面や同じような行為を思い出したり…
そうやって昔々のモノが希少だった時代のことを思い出していると、今という時代を生きるヒントをいただいているような気がしてきます。
人間は貧乏でもモノがなくても明るく元気に生きていけるんですよね。
はたしてこのような感想は「温故知新」と呼ぶべきなのか、あるいは「足るを知る」と言うべきなのか、はたまた「Ancient Future」の範疇に入るのか…
いずれにしても、地球の歴史の中でも人類の歴史の中でも現代社会は特殊な状態であることは間違いないと思います。