法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

名誉のハンデ勲章を

『世界で最も裕福な26人が、世界人口のうち所得の低い半数に当たる38億人の総資産と同額の富を握っているとの報告書を、国際NGOオックスファム」が21日に発表した。』『世界一の富豪である米アマゾン・ドットコムの創業者ジェフ・ベゾス氏の資産は昨年、1120億ドル(約12兆2800億円)に増えた。』『一方、世界人口のうち経済的に恵まれない半数に相当する38億人の資産総額は昨年、11%減少した。』

【出典】世界の超富裕層26人、世界人口の半分の総資産と同額の富を独占 (AFP BB, 2019-01-21)


この調査では個人資産だけを見ていると思いますが、事業活動等を通して自由に動かせるお金を含めて計算すると、格差はもっと大きくなるのではないかと思います。

例えばアマゾン創業者のジェフ・ベゾスが新規事業を起こしたいと思ったら、個人資産を処分しなくても資金は簡単に集まると思います。慈善事業を呼びかけても資金は簡単に集まるのではないかと思います。一方、私が新規事業を起こしたいと思っても、慈善事業を立ち上げたいと思っても、出資者は皆無だと思います。誰が見てもそんな力量はないからです…

こんな風に資金的なポテンシャルで評価すると、格差はもっと広がるかもしれません。資金的なポテンシャルの高い人にはハンデを背負ってもらった方がお互いに楽しく生きていけるんじゃないかしらん… ハンデの高さが社会的な名誉になるんじゃないかしらん…

そんな名誉のハンデ勲章があると面白いんじゃないかな、と思いました。


以下、Oxfam が発表した資料です。