法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

世界のエネルギー消費量には大きな偏りがある

世界のエネルギー消費量には大きな偏りがあると思います。国ごとの偏りも大きいと思いますが、グローバル化が進んだ今日においては、世界の中でどのセクターのエネルギー消費量が大きいか?という視点が重要だと思います。

例えば軍事部門のエネルギー消費量がズバ抜けて多いようでしたら、軍事緊張の緩和や世界平和の実現こそが最大の省エネに繋がると思います。あるいは産業部門のエネルギー消費量がズバ抜けて多いようでしたら、世界中でシンプル・ライフ運動を行ったり、公共事業を見直したりして、産業活動を沈静化させることが最大の省エネに繋がると思います。家庭部門のエネルギー消費量がズバ抜けて多いようでしたら、やはり世界中でシンプル・ライフ運動を行うことが最大の省エネに繋がると思います。(ここに書いた提案例はかなり楽観的です…笑)

現代社会においてはグローバル化があまりに進んでしまっているので、各国における多国籍企業の影響はあまりにも大きく、軍需産業の影響も途轍もなく大きく、情報は国境に関係なく駆け巡り、ひとつの国だけで閉じて省エネを論じることが難しくなっているのではないかと思います。また、それぞれの国の中でも、ライフ・スタイルも考え方も千差万別となってきているのではないかと思います。ですから、居住国別のメッセージよりも、ライフ・スタイル別のメッセージ、人生哲学別のメッセージを発信していく必要があるのではないかと思います。「Think Globally, Act Locally」が必要ではないかと思います。

今日の世界経済は、組織や人々を消費中毒にすることによって回っているのではないかと思います。人々は中毒状態こそが正常状態と思い込まされているのではないかと思います。そんな世界経済を回すためにエネルギーも資源も大量消費されています。一人一人が中毒状態から抜け出すことが重要ではないかと思います。