法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

アンソニー・ロビンズ(著)「アンソニー・ロビンズの自分を磨く」

アンソニー・ロビンズ(著)「アンソニー・ロビンズの自分を磨く」を読みました。この本は原書「Awaken the Giant Within」の後半部分(パート2〜4)の日本語訳とのことです。前半部分(パート1)は「アンソニー・ロビンズの運命を動かす」という書名で出版されているそうです。出版社さんによると「著作累計、世界で3500万部突破!」とのことですので世界的な大ベストセラーです。

この本では、自分自身の理想のあり方を見つめ直して、新たなる理想を実現するために自分自身の心のルールを書き換えることが勧められていました。

全篇を通して顕在意識に焦点が当てられています。そして、理想のあり方を考える際にも、ルールを書き換える際にも、ルールを実行する際にも、主として顕在意識が用いられることが前提となっています。

顕在意識で自分自身をコントロールすることに価値を見出す人向けの本だと思いました。「自尊心とは『自分の手に人生の主導権がある』と感じられた時に手に入る」(p.195)という記述からもそれがうかがわれます。言い換えると、自分自身を顕在意識に委ねることに価値を見出す人向けの本だと思いました。