法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

アヒンサーは『私自身』の拡大鏡

ちょっと変な考え方かもしれませんが、、この世は個としての『私自身』の拡大鏡だと思います。いまことで起きていること、体験していること、目や耳にしていることは、個としての『私自身』そのものの現れだと思います。

そして感情は個としての『私自身』を知るためのセンサーだと思います。ですから感情の動きを観察すると、個としての『私自身』の姿をよりはっきりと認識できるようになると思います。

そしておそらく、純粋なアヒンサーに近付けば近付くほど、その効果がより豊かに現れるのではないかと思います。

下記は週刊新聞「ハリジャン」1939年5月13日号 p.121 からの引用です(出典)。

Ahimsa magnifies one's own defects, and minimizes those of the opponent.
It regards the mote in one's own eye as a beam and the beam in the opponent as a mote.


ところで「pure unconditional love」という言葉をよく聞きますが、もしかしたらアヒンサーを内包している言葉かもしれません。あるいは一歩踏み込んで能動的アヒンサー (active ashimsa) と呼ぶべき言葉なのかもしれません。「love」という言葉の意味が初めてわかりかけてきたように思います。