法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

遠出の散歩

思い出してみると、かつては休日の散歩で 30km とか 50km とか平気で歩いてました。記憶では 70km 歩いた日もありました。ふと思い立った日に朝から日暮れまで平均時速5〜6kmくらいで10時間くらいただただ歩いて、暗くなったら電車に乗って帰宅するという軽いノリの散歩でした。休憩すると足が動かなくなるので、信号待ちとトイレ休憩以外はほとんど休憩しませんでした。

当時は、いきなり長距離を歩き始めたのではなく、最初は2〜3kmの軽い散歩から始めました。そして歩く距離を少しずつ伸ばしていきました。歩く速度も少しずつ速くしていきました。

記憶によると、短距離の歩き方のクセのまま長距離を歩くと疲れます。また、歩き方によっては、皮膚と服との摩擦で赤くなったり、皮膚と靴との摩擦で皮がむけたりすることもあります。歩くときに手をふる癖があると、指先に血が集まってむくんできます。ですから歩き慣れない人がいきなり長距離を歩くと痛い目に合うかもしれません。まずは歩ける距離を歩く習慣をつけて、そこから少しずつ距離や速度を伸ばしていく方がよいと思います。私も失敗を重ねながら長距離の歩き方を少しずつ身に付けていきました。

信号機など障害物のないところで歩く速度は、人間にとって自然な移動速度だと思います。だからでしょうか、歩いていると心がとても落ち着きます。月に1回程度でもよいので歩き始めると、気がつくと病み付きになってることと思います。