法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

聞き取り能力

私にとっては音声だけをもとに話を聞き取ることはまだまだ難しいようで、、表情、視線、身振り手振り、息の継ぎ方、声の調子、その他いろんな情報を織り交ぜて、その二つの情報をつぎはぎしながら何とかかんとか人様の話を聞き取っています。ですから推測間違いや聞き間違いがよく発生します…(笑)

そのため、頭の中で考えていることと実際の発言内容が異なる人の話を聞き取るのはとても苦手です(身体全体から伝わってくる情報と発言文言が異なるからです)。また、電話も苦手です(発言文言と息遣いや声の調子など限られた情報をもとに聞き取らないといけないからです)。おそらく同じ理由で歌を聞いても歌詞を聞き取れません(発言文言だけを頼りに聞き取らないといけないことが多いからです。さらに言えば歌詞を聞き取ろうとすると演奏が聞こえなくなります)。

そのような状態ですので、人が多いところにはあまり行かないようにしてますし、電話もほとんど使いません。日本語の歌も聞きません(代わりに元々聞き取れない言語の歌を聴いています)。

経験的には、アート系の方々は頭の中で考えていることと実際の発言がほぼ一致している方々が多いようで、聞き取りやすいです。一方、大組織でそこそこ出世した方々はその二つが大きく異なっている方々が多いようで、聞き取りにくいことが多いです。とても面白い傾向だなと思います。

この分類は、先月書いた「帰納的認識と演繹的認識」の分類と似ているところも面白いなと思いました。