法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

三つの大きな目標

私には大きな目標が三つあります。

[その1]アヒンサー(非暴力)

一つ目は広義の『アヒンサー(非暴力)』です。大変難しいことではありますが、肉体的な暴力も、言動による暴力も、心の中の攻撃的な思いも含めて、一切の攻撃性を我が身口意から消し去りたいと思っています。潜在意識の奥底に潜む見えない怒りの感情も、自滅的な思いも含めて、一切の破壊的・排他的な思いを消し去りたいと思っています。

[その2]四無量心(慈悲喜捨

二つ目は『四無量心(慈悲喜捨)』の4つの心を持って生きることです。

  • 慈=与楽:人に幸せをもたらすこと
  • 悲=抜苦:人の苦しみを取り除くこと
  • 喜=随喜:人の幸せをともに喜ぶこと
  • 捨=平静:執着を捨て心穏やかに生きること

前述の『アヒンサー』が自他に対するネガティヴな要素を身口意から消していくことだとすると、『四無量心』は自他に対するポジティヴな要素を身口意の中に育てていくことだと思います(自他の双方を対象としているのは、自分を愛せない人は他人を愛せないと思うからです)。

[その3]無為自然

三つ目は、いただいた『いのち』に素直に無為自然に生きていくことです。三毒(貪瞋癡)から離れてニュートラルに生きること、三猿(不見不言不聞)から離れて目の前の現実に対して誠実に生きること、身口意一致で無為自然に生きていくこと。このような生き方が、ひいては世界平和に繋がると思っています。

以上、『アヒンサー』『四無量心』『無為自然』の三つが今の私の大きな目標です。


こうして目標を整理して書いてみて思ったのですが、どうやら目標というものは自己評価のまったくの裏返しになるようです(笑)。現状では目標の対極に位置する人間だからこそ、大きな大きな目標を掲げて明るく楽しく生きていきたいと思います。

また、自分自身についてまだ気付けていないことは目標には入り得ないのだということもわかりました。自分自身を第三者のように冷静に見つめる能力はとても大切ですね。おそらく今後も新たな気付きをいただくたびに目標がどんどんと変わっていくことと思います。