『アヒンサー(非暴力)』で思い出す言葉のひとつに、藤井日達聖人の法話「文明とは」があります。
文明とは
電灯のつくことでもない、
飛行機の飛ぶことでもない。
原子爆弾を製造することでもない。
文明とは
人を殺さぬことである、
物を壊さぬことである、
戦争しないことである、
お互いに人間が親しむことである、
お互いに人間が敬うことである。
日本山妙法寺 山主・藤井日達聖人 法話「文明とは」より
藤井日達(ふじい・にったつ/にちだつ)聖人は平和活動で世界的に有名な僧侶です。明治18年(1885年)8月6日熊本県で生まれ、昭和60年(1985年)1月9日に99歳で亡くなられました。昭和47年(1972年)に出版された自伝の署名は「わが非暴力」でした。インドのマハトマ・ガンジーとも親交があったそうです。
藤井日達聖人とお弟子さんたちは世界各地に百基以上の仏舎利塔を建立されたそうです。活動の一端が下記の記事で紹介されてました。とても胸を打つ生き方をされる方々だと思いました。
下記は藤井日達聖人の法話「平和憲法を守る道」からの抜粋です。
人類の生きて行く道のみならず、
一切の生きていく道は、
平和に暮らすこと。
これだけを仏法によって習い極めまして、
仏教の教えによって習い極めて、
現在の憲法を宗的な信念によって保たねばなりません。
昭和41年(1966年)5月3日
日本山妙法寺 山主・藤井日達聖人 法話「平和憲法を守る道」より
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