法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

指先が冷えるときは、腕・脚・胴体を温かく

昨日の日記からの続きです。「熱産生」も「熱放散」も全身で行われていて、部位によって「熱産生」と「熱放散」のバランスが大きく異なっているのではないかと思います。

例えば胴体は、体積が大きいわりに表面積が小さいので、冬着を着て「熱放散」を抑制していれば、全身への熱量供給源として働いてくれるのではないかと思います。

それに対して手足は、体積のわりに表面積が大きいので、寒風に吹かれると「熱放散」が大きくなりやすいのではないかと思います。

手足の指先が冷えやすいのは、胴体から供給される温かい血液が、腕や脚で冷却されて、指先に届く頃にはすっかり冷えているからではないかと思います。手足の指先が冷えるときは、手袋や靴下を厚くするだけでなく、腕や脚の防寒対策の強化が重要ではないかと思います。さらに、カイロで胴体を温めると、胴体から供給される血液の温度が上がるので、手足の指先の冷えを抑制する効果があるように思います。


例えば冬場のチャリ散歩では全身が寒風にさらされますが、腕や脚の防寒対策に加えて、腎臓裏あたりにカイロを貼っておくと、手足の指先がそんなに冷たくはならないで済むように思います。しかし、どんなに対策しても手足の指先が冷えやすいのは間違いないので、万一冷えても大丈夫なように(霜焼け等の症状を抑えるために)、日頃から人工化学物質(農薬や添加物等)の摂取を控えておく必要があるのではないかと思います。現代社会ではなかなか難しいことですが…

また、椅子に座るときは、脚を伸ばしたまま座るよりも、脚の表面積が小さくなるような座り方(正座や胡座等)をした方が防寒になるように思います。私は胡座と半跏趺坐の中間の、両脚がピッタリくっつくような座り方をしています。腕も胴体にくっつけています。座ったときの表面積ができるだけ小さくなるようにして過ごしています。