法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

チャリ散歩と能天気

(1)チャリ散歩

お散歩感覚で自転車を楽しむことを「チャリ散歩」と言ったり、「ポタリング」(和製英語)と言ったりするそうです。

猛暑の季節に「チャリ散歩」を始めました。お散歩感覚で、景色を楽しみながら、初めての道にも時々挑戦しながら、時々休憩しながら、ゆっくりと楽しんでいます。日常生活の運動量を超えた運動ができるので、これからもゆっくりと続けたいと思っています。

しかし、これから気温が下がるにつれて、私の心身の上限値も下がってきます。これからも「チャリ散歩」を続けようと思ったら、様々な工夫が必要になってくることと思います。晩秋頃まで楽しめるといいな…

ところで、自動車に乗らないことにしてから、今日でちょうど4ヶ月経ちました。まさに「案ずるより産むが易し」でした。電動アシスト自転車さまさまです。


(2)肺のガス交換能力

私は肺のガス交換能力が低いので、マスクを着用するとすぐに酸素不足になってしまいます。そのため、マスクを着用するのは人混みの中や、店舗や施設に入館するときなど、マスクを求められている場合だけにしています。(そして、そのような場所にはできるだけ近付かないようにしています)

思い出してみると、1つ目の病気の後遺症で、肺のガス交換能力は一旦大きく下がったものの、年々改善してました。ところが昨年3月頃に、全身がだるくて、時々ある条件下で呼吸が数十秒間まったくできなくなる症状が数日続きました。それ以降、肺のガス交換能力が大きく下がりました。はてさて私の体に何が起きたのか… それ以来、肺のガス交換能力がかなり低いことを前提として、無理のない範囲でマイペースで暮らすようにしています。

私の体は、いろんな種類の上限値を抱えています。それぞれの上限値は、季節や体調によって大きく変動します。そのため、体の様子を見ながら、マイペースで暮らすことを心がけています。使いこなすのは大変ですが、面白いものでポンコツであればあるほど愛着が深まります。

これまでの経験から、ゆっくり、ゆったり、おだやかに暮らしていると、できることが拡がりやすいように思います。私には、普段は副交感神経優位で、緊張が必要な瞬間だけ交感神経優位にする暮らし方がよいようです。


(3)貴重な体験

私は1つ目の病気で血行が大変悪くなり、2つ目の病気で脳に一部が壊死しました。その後遺症は色々と残っているので、おそらく、生活する上で不便なことは他にもたくさんあるのではないかと思います。しかし、もはや今の状態が当たり前になってしまって、何が不便で何が不便でないのか、私自身にはよくわかりません(笑)

残された後遺症はあまりに絶妙なので、今の健康状態を体験することは、私にとって必要なことなんだろうと勝手に思っています。できないことだらけによる不便さと、様々な誤解が生まれやすいことによる苦しさと…


(4)能天気

思い出してみると、2つ目の病気の発症直後は思考すること自体が大変なことでした。ちょっと考えるだけで脳に疲労がたまって、しばらく思考停止しないといけませんでした。(体験した人でないと想像もできないような状態でした)

特にネガティブなことを考えると、あっという間に疲労して思考停止に追い込まれてました。おそらくネガティブな気持ちになると、血管が収縮して、血行が著しく悪化したからではないかと思います。(酸素や栄養素の供給も、老廃物の排出も、滞ってしまうためだと思います)

ところがポジティブなことを考えると、少しだけ長めに思考することができました。おそらくポジティブなことを考えると、血管が弛緩して、血行が少し改善されたからではないかと思います。(酸素や栄養素の供給も、老廃物の排出も、若干よくなるためではないかと思います)

そのような微妙な時期を過ごしたので、ニュートラルよりちょっとポジティブなことを考えるクセがつきました。(無理してポジティブなことを考えると、無理がたたって却って疲れるので、私にはちょっとポジティブくらいがちょうどよさそうです)

今はネガティブなことも考えることができますが、やはりちょっとポジティブなことの方が楽です。ネガティブなことを考えられるのは、健康だからこそなんだなぁと思って、ありがたい気持ちになります。

そのような訳で、今日も能天気に暮らしています♪