法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

汗と失敗と目標

(1)あせ

今日は荷物運びのお手伝いをして、少し汗をかきました。半身浴以外で汗をかいたのは何年ぶりのことでしょう… 汗をかくと気持ちがよいですね。

運転免許証を返納された年代の方々のお手伝いでしたので、荷物運びといっても、たいしたことはありませんでした。しかし、私は肺のガス交換能力が低いので…、他の方々と比べて、呼吸が落ち着くまでにちょっと時間がかかってしまいました。

来年はもうちょっと体を使いたいと思いました。


(2)しっぱい

おそらく、どんな分野においても、先達の作品や技能を鑑賞したり真似したりすることは、基礎力の向上につながるのではないかと思います。

また、自分ならどうするかを真剣に考えたり試したりすることも、重要ではないかと思います。おそらく、最初のうちは失敗ばかりではないかと思います。そうやって数多の失敗を繰り返すことを通して、先達の技術や理論をより深く理解できるようになるのではないかと思います。

というわけで、今日も失敗ばかりしております(笑)


(3)もくひょう

ちょっと変な考え方かもしれませんが、私は「人生は神様から与えられた公案」だと思っています。生まれてこのかたのあらゆる体験について、なぜそのようなことが起きたのか、読み解きたいと思っています。

その際、アヒンサー(非暴力)を重要な原則と考えています。誰かを責める気持ちがあるうちは、読み解いたとは言えません。自分自身を責める気持ちが残っていても、読み解いたとは言えません。また、サティア(真実語)も重要な原則にしたいと考えています。「まぁいいか」と心の奥底に押し込んで、なかったことにしてもいけません。事実を都合よく書き換えてもいけません。

どんな体験を見つめるときも、誰をも責めることもなく、事実を包み隠すこともなく、冷静に克明に思い出せるようになること。その際、登場人物の心の動きやそのメカニズムが手に取るようにわかるようになること。あらゆることを慈悲と智慧のこころだけで見つめることができるようになること。それが目標です。ちょっと壮大な目標です。