法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

王菲:金剛般若波羅蜜経&般若波羅蜜多心経

インドで編纂された仏典は、千年以上前に中国語に翻訳されて、今も当時の翻訳のまま愛読されています。

翻訳者が用いていた発音に近い読み方の方が、翻訳者の気持ちが言葉の響きに残っているのではないかと思うことがありますが、千年以上前のことですから、今となっては正確な発音はわかりません。しかし、日本人による(主に呉音の)音読みよりも、現代中国語(普通話)の方が当時の発音に多少なりとも似ているかもしれないので、たまに朗読・朗誦を聞いています。

ただし、千年以上前の古語ですし、仏教用語が頻出しますし、そもそも漢文は苦手なので、まったく意味のわからないまま言葉の響きだけを聞いています。

(もしかしたら、西安か洛陽あたりの方言の発音の方が当時の発音に近いかもしれませんが、残念ながら録音が見つかりません。私は C-POP をよく聞いているお蔭で、普通話であれば音と漢字の対応はなんとなくわかるので、普通話がちょうどよさそうです。)


下記は、王菲による金剛般若波羅蜜経の読誦です。王菲は中国語圏ではとても有名な歌手です。様々な人生経験を経て、仏教に興味を持たれたようです。

下記は王菲による般若心経の独唱です。約1時間繰り返されます。


下記に仏典の読誦が多数投稿されています。主な経典には再生リストが用意されています。字幕は横書きの繁体字です。

また、下記には中国古典の朗読がいくつか投稿されています。老子『道徳経』や論語などを聞くことができます。字幕は横書きの繁体字です。