法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

人と馬の混合マラソン大会

イギリス南西部のウェールズ中部で、毎年6月に人と馬の混合マラソン大会が開催されているそうです。コースは山あり川ありで、約22マイル(約35km)だそうです。1980年から40年間続く大会ですが、今年(2020年)は COVID-19 の影響で一回休みで、次回は来年(2021年)6月に予定されているそうです。

対馬と題されてますが、馬には必ず人が乗っているそうです。そのため実際には、人間が自らの足で走るのと、馬に乗って走るのとでは、どちらが速いかという競争になっています。

私のような素人が想像すると、乗馬の方が数倍速く目的地に到着できるのではないかと思ってしまいます。ところが結果を見ると、乗馬の方が2〜3割速い程度です。そればかりか、人間が勝ったことが2回あるそうです(2004年と2007年)。

考えてみると、人間にとって走りやすいコースと、馬にとって走りやすいコースでは、特徴が大きく異なるのではないかと思います。例えば、長い直線と緩やかなカーブを組み合わせた競馬場のようなコースであれば乗馬の方が有利かもしれませんが、凸凹の多い曲がりくねったコースであれば乗馬は不利かもしれません。もしかしたら、人と乗馬がほどよく競争できるようにコースを上手に選定・整備しているのかもしれません。

人と馬の混合マラソン大会は、英国ウェールズに限らず、世界各地で開催されているそうです。大会が盛り上がるよう、開催地に合わせた工夫をされているのではないかと思います。


下記は紹介記事です。

下記は大会の紹介です。

下記は2015年の大会の様子です。