法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

日本語能力試験N3のリスニング問題

日本語能力試験は、日本語を母語としない人を対象とした日本語の試験で、1984年から実施されているそうです。今は、一番難しい N1 から、一番簡単な N5 まで5等級の試験が実施されているそうです。

3年前、たまたま N3 の聴解試験(リスニング試験)の問題を聞く機会がありました。N3 は「日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる」レベルの試験ですので、日本で生まれ育った成人で、聴力が十分にあれば、おそらくほとんどの人が問題なく聞き取れて、簡単に正解できるものと思います。別の用事をしながら軽く聞く状態でも、簡単に正解できる人が多いのではないかと思います。

ところが、当時の私には早口すぎて、ほとんどまったく聞き取れませんでした。どんな内容が語られているかすら、聞き取れませんでした。ましてや、問題は何か、答えは何かなんて、さっぱりわかりませんでした。

今日は思い立って、3年ぶりに N3 のリスニング問題を聞いてみました。なんと、聞き取れました!正解もできました! ただし、連続は辛いです…。5問中、2問連続で正解できたところで、脳がちょっと疲れてきたので打ち切りました。

ひょっとしたら、今の私なら N3 であれば頑張れば合格できるかもしれません。ちょっと凄いな♪と思ったので記録しておきます。(しかし N2 に挑戦できるのは、だいぶん先になりそうです)


私の症状は「聴覚情報処理障害」に似ていて、音としてはちゃんと聞こえるのですが、言葉として理解できないことがよくあります。ゆったりと、間を置いて、手短に話してもらえると、ある程度聞き取れます。ちゃんと聞き取れないときは、他の情報を使って適当に補完しながら聞いてます。長話の後は疲労が数日間残ることがあります。若干不便ですが、慣れればなんとでもなりますのよ。