法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

後出しジャンケンで負けることは難しく、赤子の手をひねることは難しい

以前なにかで読んだのですが、後出しジャンケンで意図的に勝つのは簡単ですが、意図的に負けるのは難しいそうです。無意識のどこかにジャンケンは勝つものだと言う強迫観念でもあるのでしょうか…

一方、極めて容易にできることを「赤子の手をひねるようだ」と表現することがあります。では実際に抵抗する赤ちゃんの腕をひねることができるかと言うと、難しいと感じる人が多いのではないかと思います。実際にひねることができるのは、危険を避けるためなど特別な場合に限られるのではないかと思います。無意識のどこかに赤子には勝てない、勝ってはいけない、という気持ちがあるからではないかと思います。

後出しジャンケンに負けることは難しい一方で、赤子に勝つことは難しい。この二つの気持ちが同じ人の心の中に同居しているのは面白いなと思います。