法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

何気ない言葉

「何気ない」言葉にはその人の本音が乗っていると思います。それも本人が気付いてないような本音です。

もしかしたら心のどこかで相手を見下しているかもしれませんし、イライラしているかもしれません。あるいは深い愛情を感じているかもしれませんし、リスペクトしているかもしれません。

そんな気持ちが「何気ない」言葉で相手に伝わってしまうのではないかと思います。その結果、相手を傷つけることもあれば、相手を幸せな気持ちにすることもあると思います。

相手を傷つける言葉の積み重ねが相手の限界を超えると、怒りになって返ってくるかもしれません。逆に相手を幸せにする言葉の積み重ねが、相手の気持ちを明るくするかもしれません。

多くの人は、最後の最後、怒りを招いた言葉だけを気にしたり、喜びを招いた言葉だけを気にしたりするように思います。しかし本当は、それは会話の積み重ね、関係性の積み重ねによるものではないかと思います。

ですから、一番大切なのは相手をどんな風に思っているか、だと思います。それも心の奥底、潜在意識のレベルで相手をどう思っているか、だと思います。

そこに意識を向けて、目の前の相手をリスペクトする心を育んでいくことが大切ではないかと思います。