法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

平常心でいることは大切

今日は脳の疲れを取りたかったので、意識状態を少し瞑想状態にして、しばらくじっと座ってました。私の場合はこれで脳を休めることができるようで、しばらく座っているだけで随分楽になります。

聞くところによると、脳波は周波数で分類できるそうで、周波数の低い方から順に、デルタ波(1〜3Hz)、シータ波(4〜7Hz)、アルファ波(8〜13Hz)、ベータ波(14Hz〜)と名前がつけられているそうです。ベータ波の範囲は広いので、さらに細かく分類されることがあるそうです。

瞑想をすると脳波の周波数が低くなるそうです。アルファ波だったり、人によってはシータ波だったり…。残念ながら私は瞑想状態でもアルファ波までは下がらないと思いますが、普段の脳波よりは下がっているのではないかと思います。

一方、昨日拝見したブログ記事によると、ベータ波の中でも22〜50Hzの高い周波数の脳波は、サバイバル・モードのときに見られるそうです(ジョー・ディスペンザ(著)『あなたという習慣を断つ』に書かれているそうです)。日本語だと戦闘状態とでも表現するのでしょうか…、現代人はサバイバル・モードで生きている人が多いかもしれません。

以上をまとめると、私にとって脳の負荷を下げるためには脳波の周波数を低くすることが肝要なようですが、現代人の多くは脳波の周波数を高めることで現代社会を生きているようです。

おそらく私もかつては脳波をサバイバル・モードにして生きていたのではないかと思います。ところが発症後は、脳波の周波数をある一定値以下に落とさないと脳に過負荷をかけてしまうような状態になってしまった…。そこでリハビリの結果、脳波の周波数を落として暮らすことを覚えたのではないかと思います。実際、意識的に若干変性意識状態にして暮らすことで、発症直後よりも随分楽に暮らせるようになりました。

ところが、他の人とお話をするときは、相手につられて昔のようにサバイバル・モードに戻ってしまうことが多いのではないかと思います。その結果、脳に過負荷をかけてしまい、脳がフラフラに疲れてしまうのではないかと思います。経験的にアート系の方とお話しするときは脳の疲れが少ないのですが、もしかしたら(これまでお会いしたことのある)アート系の方にはサバイバル・モードで生きている方が少ないのかもしれません。また日常的に瞑想をされている方とお話しすると驚くほど脳が疲れないのですが、それも同じ理由によるものかもしれません。

もしもこの仮説が正しければ、どなたとお話しするときでも脳波の周波数を一定値以下に保つことができるようになれば、私の会話能力は飛躍的に向上する可能性があるということだと思います。

今の私にとって、平常心はとても大切なことかもしれません。